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食育コースの活動in田んぼ_202405

こんにちは。ファームインさぎ山の食育コースに参加しているのりひろです!小学2年生の息子と参加しています。ファームインさぎ山の食育コースの活動内容を参加者視点でレポートします。

目次

  1. ファームインさぎ山・食育コースとは?

  2. 5月の食育コース活動メニュー

  3. 田植え

  4. お昼ご飯

  5. 夏野菜の苗を畑に植える

  6. おみやげ

  7. (おまけ)4月に植えた野菜たちの様子

ファームインさぎ山・食育コースとは?

3月からの1年間、毎月1回ファームインさぎ山の畑で、季節に応じた農業体験をするコースです。

10:00頃集合し、農作業と昼食を食べて13:00前に解散する半日のコースです。昼食で使用する食材は、農作業で植えた食材やファームインさぎ山の畑にあるものを使用します。四季を通して「食物を植える、収穫する、食べる」を体験できます。

5月の食育コース活動メニュー

田植え
お昼ご飯
夏野菜の苗を畑に植える
おみやげ

具体的にどんなことをしたのかレポートします!

田植え

当日、参加者は田植えができる服装で集合します。(田植えの仕方は事前に動画をメールで展開いただけます。)

まずは稲の苗ができる過程と田植えの仕方をスタッフのゆみこさん、てつやさんから説明いただきます。

ちなみに、田んぼについて詳しく学びたい方には「田んぼの学習コース」がお勧めです。

説明を受けたら田んぼへ移動します。5分ほど歩くと田んぼがドーンと登場!!

天気は快晴!まではいかず、あいにくの曇り空、かつ風があったのでちょっと肌寒いかも?というコンディションでした。

田んぼに入るときは片手に稲の苗を持ち、一列に並んで入っていきます。

息子は田植え経験者ということもあり張り切って1番に田んぼに入りました。

この日は食育コースと一般体験参加者の方、あわせて40名ほどで田植えをしました。田んぼの中は歩きにくく、尻もちをつく方もチラホラ。田んぼに入るだけで大声やハプニングの続出です(笑)。最初の方に田んぼに入ると田植開始までしばし待機となります。

全員が揃ったところでスタッフの声掛けで左手を横に広げ、隣の方と間隔をとります。スタッフがロープを田んぼの端から端にピンと張ったロープを水面におろしてくださいます。

ロープには20cm間隔くらいで黄色い目印のテープが貼ってあり、その下に苗を植えます。

ロープの下の土を足で少しかき回し、土を手でなでてから苗を植えます。↓

苗が水で流れてしまわないよう、ぐっと土の中に植え込みます。↓

苗の先が水面から2−3cm出るように植えられるとgoodだそうです。一方で、必ず全てがそうできるわけではありません。田んぼは自然の産物であり、苗を植える位置の高さは均一ではないからです。苗を植えてみたけど苗の先が水の上に出ない時は「苗よ頑張って大きくなってね!」と願いつつ、気にせず次の苗を植えていきましょう。

こうしてスタッフがロープを張る→参加者が苗を植える作業を7−8回繰り返します。田んぼに入って苗を植える体験時間は20分といったところでしょうか。体験時間って案外短いのね….そんなことはありません!!腰を曲げて苗を植え、ドロドロの土の中で足を取られそうになりながら後ろ向きに移動する、この動作を繰り返すのは素人にはなかなかハードです。体験という意味ではちょうどよいボリュームだと思います。

田植えを終えた後は足を洗います。各自持参した水で足を洗ったり、田んぼのそばにある用水路に足を入れてじゃぶじゃぶ洗っている方も多くいらっしゃいました。

水が流れていない用水路にはカエルがいました。子どもたちは夢中になって捕まえていましたよ。思いがけないところで自然体験ができるのも食育コースの楽しいところです。

お昼ご飯

この日はカレーライスがお弁当形式で配布されました。カレーはファームインさぎ山のイベントにおける定番メニューです。

お野菜ゴロゴロ、特にジャガイモが大きくて美味しいです!我が家の息子はファームインさぎ山のカレーが大好きです。1人分ペロリと平げ、母の分も半分食べてしまいました。

ちなみにカレーのスプーンは「食べられるスプーン」でした。プラスチックごみ削減という環境にやさしい反面、折れやすいというデメリットがありますが、「プラスチックごみを減らす」ということに意識を向ける機会になるので一つの食育です。(なお、食べるスプーンが折れてしまった場合は、プラスチックスプーンをいただけるのでご安心ください。)

夏野菜の苗を畑に植える

お腹がいっぱいになったところで、前回植えた夏野菜が芽を出しはじめたので畑に移し替える作業をしました。スタッフが畑の中でいくつかのエリアに分かれ「⚪︎⚪︎を植えます!」と声をかけてくださいます。参加者はやってみたい作業や空いてそうな作業に入り、作業が終わったら別の作業場所を手伝う、という具合に作業が進んでいきます。

子ども達も周りの様子を見て何をすればいいかを理解し、自然と並んで作業をしたり、苗を配る人、苗を植える人、といった具合に役割分担をしていました。農作業は主体的に動く、他者と協力することを学べる機会でもあります。

おみやげ

最後はおみやげ野菜の収穫です。
今月のラインナップ
・ねぎ
・玉ねぎ
・かぶ
・葉物野菜

参加者が畑に入り、自分たちで収穫をしますが主役は子どもたち。「これが大きそう!」「これが美味しそう!」みんな自分なりのナンバー1を探し、無事に収穫できた時の子ども達の顔はキラキラしています。

ところで今月のお土産に入っていた葉物野菜ですが、実は4月のレポートでお伝えした寒暖差で育ちきれなかった葉物野菜たちです。中には育ち過ぎてしまった野菜もあったようです。

▼4月

▼5月

(おまけ)4月に植えた野菜たちの様子

▼さといも
まだ土の中に眠っているものが多かったですが、一部、芽が出ていました。さといもの収穫は秋なのでゆっくり待ちましょう。

▼じゃがいも
花が咲いていました。3種類のじゃがいもを植えましたが、種類ごとで花も少し違っていて観察すると面白いです。

5月の活動レポートは以上です!6月はじゃがいもの収穫と今月植えた夏野菜のお手入れです。梅雨の季節ですが晴れますように…!!!

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