たかつ棋士☆TV 第2話編集後記
まさかのキックボクシング
何とか第2話も公開にこぎつけて、少し安堵している。今回も撮影が素人なところが影響して、色々と編集で苦しんだ部分があり時間が掛かってしまった。
さて、キックを選んだ理由については動画を見て頂いた通りで、星野先生が経験者だったことが大きい。おそらく鷺宮ローランが裏で糸を引いて、プロ棋士に無茶ぶりをしているに違いない、という風に考えた方もいるのではないかと思うが、そうではない。今後も身体を動かす系統の企画は、ほぼ星野先生発案と思っていただいて構わない、というくらいにはスポーツが好きな方である。見るのもやるのも、といった具合だ。
まあ私の方も、キックならとても良い絵が録れるに違いないという気持ちがあり、今回は内心ウキウキで撮影に行ったのだ。
体験レッスンの撮影を快諾して頂いた「TURN UP」宮島様には本当に感謝しております。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
撮影当時はチャンネルの実態も無い状態で、正直言えば何とも怪しい2人組が押しかけて来たにも関わらず、楽しく体験させて頂いた。尺の都合で「サンドバッグを打つ」シーンはカットしたが、そこも含めてみっちりとトレーニングさせてもらえるので、運動不足やストレスの解消やダイエットなんかにもとても良いと思う。
今回も苦しんだのは「音」
撮影前にオーナーの宮島様からの「色んな方がトレーニングしているので、音がうるさいかもしれません」というお話は聞いていた。実際の撮影中は「このぐらいなら逆に味になるな」と冷静に判断したつもりで、実は1点ウッカリをやっていることに気が付いていなかった。
ジム内で流れているBGMである。
無理を承知でこれを切ってもらうようにお願いをするべきだった。これで声が遮られるとかそういう話では無い。では何が問題なのか。
つまりはYoutubeに動画として配信をする際に、楽曲の権利者絡みの自動判定に引っかかって、動画そのものが注意勧告をくらう可能性があるのだ。最悪の場合はチャンネルそのものが消し飛ぶこともあるので、何とか対策をしないといけない。音について折角ご配慮のメッセージを頂いたのに、編集側がこの点に気が付かなかったのは、今思えば素人丸出しという感じで恥ずかしい。家に帰ってから気が付いたのだからお手上げである。
ということで今回の編集で一番時間を掛けたのは、ひとつひとつのシーンの音量を調整しつつ、丁度いい塩梅のフリー楽曲を重ねて、動画全体の音をマーブルにしていく作業であった。限定公開で自動判定のチェックをしながら、何とか最終的にああいう形になった。ところどころ聞き取りにくいところも生まれてしまったので、文字テロップを多めに入れて対応した。
大変楽しく撮影もできたのだが、良い勉強にもなった。この辺りの経験は次回、第3話の「ジュンク堂」様の時に活きており、そちらの話も次の編集後記で書いていけたらと思う。
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