パックリアン戦法 基本変化②-1b 対先手56銀型
前回の記事では先手の▲66銀型について解説した。対超速に慣れてしまった中飛車党ならば手なりで66に銀を上がってもおかしくない。しかし実は旧型とも思える▲56銀型が中々に手ごわいということを説明したいと思う。
一見は7筋の受けに不安を感じる▲56銀型だが、古来ゴキゲン中飛車の出始めの頃はこれでも受かるという考えが一般的だった。実際のところはどうだろうか、調べてみよう。▲56銀に対してもパックリアンは△64銀とすぐさま出ていく。
当然後手の狙いは△75歩であるが、対パックリア