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レーヴ監督 「我々は疑わなかった」

19日に行われたポルトガル戦(○4-2)の試合後、ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は選手たちのパフォーマンスを称賛しつつ、水曜日に行われるグループ最終節ハンガリー戦に向けての課題を語った。

ヨアヒム・レーヴ監督のコメント

― 4-2で勝利したポルトガル戦を終えて、パフォーマンスをどのように総括する?
「技術的に優れ、カウンター攻撃を得意とするポルトガルに対して、我々は非常に力強いパフォーマンスをした。特に先制を許した後、我々は士気を高め、非常に良い精神を示し、集中の糸を切らず、冷静さを保った。また、勢いを失わず、多くのチャンスを作り、テンポも良かった。何度かポルトガルのディフェンスを圧倒した」

― 非常に激しい立ち上がりだった。あれはプランだった?
「我々の課題は、攻撃でまったく異なる力を生み出すことだった。適切なスペースでプレーし、前線でペースを乱さないということが非常にうまく実行された。ポルトガルにゲームを譲る気がないことを示すためのプランだった」

― 両サイドのキミッヒとゴーゼンスに対する満足度は?
「特にサイドから、もっと危険な状況を作らなければならないというのが我々の意図だった。我々はポルトガルの守備の弱点を知っていた。二人とも、フランス戦よりも意図的にピッチの高い位置でプレーしていたので、相手ディフェンスの裏を突くことが多く、全体的に危険な状態を作り出せていた。ロービン(ゴーゼンス)はアシストでも、フィニッシュでも、どちらも非常に優秀だった。彼がそこに強みを持っていることはわかっている」

― ゴーゼンスはどのようなタイプの選手?
「彼はとてもオープンで、コミュニケーションに非常に積極的なので、チームの中でとても気に入っている。彼はすべての選手と非常に良い関係を築いているし、頭脳明晰で、非常に率直なタイプだ。常に明確な強さを持っているし、彼は常に全力を尽くす。彼のプレースタイルには抑えきれないほどの責任感があり、自分にとって大切なもののために戦っている。彼は比較的早く自分自身を主張し、我々のチームで非常に良い立場を確保した」

― この勝利は、大会全体でのパフォーマンスに火をつけた?
「わからない。もちろん、このような成功はある種の後押しにはなるが、我々は疑ってはいなかった。自分たちにはもっと良いことができると思っていた。次の試合では、ハンガリーがより深く引いて、8~9人で守ってくる可能性があるので、さらに厳しいかもしれない。我々は一歩一歩前進しなければならない。この大会には強いチームがたくさんある。だが、最初の2試合ですべてが完璧にいくようなチームが、大会で優勝したことはほとんどない」

― 勝利の後、選手たちは家族や友人に語りかけていた。そのような機会はある?
「もちろん友人や家族との接触はあるが、最小限にとどめている。たまにメッセージを送ることはあっても、次のステップに進む必要がある。トンネルの中で完全に落ち込んでいる日はない。ハンガリー戦に向けて改善しなければならないので、他のことを考える時間はあまりない」

― 何人かの選手が負傷交代を余儀なくされた。さらなる欠場のリスクはある?
「マッツ・フンメルスの膝蓋腱(膝の痛み)、ゴーゼンスは内転筋、ギュンドアンはふくらはぎに打撲を受けた。我々はリスクを冒したくなかった。筋肉の問題であれば、常に危険だ。だが、深刻なものではないと思う。すべてがうまくいけば、来週には大丈夫だろう」


参照:6月20日、DFB

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