ハンガリー戦に向けて　ヨアヒム・レーヴ監督のコメント

ヨアヒム・レーヴ監督のコメント

― ポルトガル戦の勝利について
「ポルトガル戦では、自分たちのCKから一旦はリードを許したが、その後は良いリアクションを見せてくれた。バランスをとることが大切だ。ポルトガル戦での目標は、よりプレッシャーをかけて、ダイナミックに攻めることだった。うまくコントロールして、ポルトガルにほとんどチャンスを許さなかった。また、失敗もあった。だが、我々はゲームを支配し、それが良い基盤となった」

― チームの姿勢について
「チームはとても集中している。我々は小さな一歩を踏み出しただけだと思っているので、同じ姿勢、同じ意志で明日の試合に臨みたいと思う」

― ハンガリー戦について
「相手のことはすでによく知っている。EUROの2試合だけでなく、EUROの前のハンガリーの試合も見てきた。彼らには信じられないほどの守備力があり、走力もある。フランスは彼らに対して大きな問題を抱えていたし、ポルトガルも最初のゴールを決めたのは80分後だった。得点のチャンスがあまりないことを覚悟しなければならない。そのような相手には、50分、60分、70分と疲れた状態でプレーしなければならない。我々はチャンスを最大限に活かさなければならない」

― トーマス・ミュラーについて
「トーマス・ミュラーが明日プレーできるかどうかは、様子を見てみないとわからない。その決定は、スタンドに誰が座るかという問題と同様に、明日行われる」

― レロイ・サネについて
「レロイはスタメンでプレーできなかったことに失望していた。しかし、レロイのエネルギーとトレーニングでのパフォーマンスは非常に素晴らしく、彼がワールドクラスの資質を持っていることがわかる。オフェンス面で、彼には非常に大きなチャンスがある。彼は正しい姿勢を持っているので、チャンスがあればきっと活躍してくれると思う」

― ジャマル・ムシアラについて
「彼は明日、間違いなくベンチに入るだろう。我々は全体的に非常に強いチームであり、ジャマルは大きな大会ではまだ学ぶことが多いので、最初の2試合ではそれを止めた。しかし、トレーニングをしていると、すでに彼の中には年齢に見合った非常に優れた点が見られる。彼はどんどん自信をつけてきているし、ペースやチームメイトにも慣れてきている。明日、彼はベンチにいるのがふさわしい」

― ロービン・ゴーゼンスについて
「彼はとてもポジティブな人で、我々のグループの他の人たちに対しても、最初からとてもオープンだったと思う。彼はコミュニケーション能力が高い。彼は多くのプロ意識と意志を持っている。彼はスポーツ面でも個人面でも、すぐに我々に馴染んでくれた。その意味で、彼は我々にとって非常に貴重な存在だ」

― レオン・ゴレツカについて
「彼はスターティングイレブンに入ることができると思う。5～6週間プレーしていない選手は、常に疑問符がつく。トレーニングではとてもダイナミックな動きをしているように見えるが、それが90分で十分なのかどうかを完全に答えることはできない」

― セットプレーについて
「前回の試合以降、セットプレーの練習はしていないが、そのことについては話し合っている。セットプレーの守備で問題が多かったので、1度や2度は危険な状態になった。それは必ずしもトレーニングの問題ではなく、警戒心、集中力の問題でもある。どうやって相手を動かすか？アグレッシブにボールに行かなければならない。だからこそ、そこに問題があったのだ。また、攻撃でもセットプレーによって、良い結果を得ることができる。私はこのテーマを再検討するが、このようなものが機能するかしないかは、実際に試合に決定的な違いをもたらすだろう」

参照：6月22日、DFB公式