シャルケがヴァーグナー監督を 解任できない理由
クラブワーストとなる15試合勝ちなしという最悪の成績で19/20季のブンデスリーガを終えたシャルケ。
それにもかかわらず、スポーツ部門責任者のヨッヘン シュナイダー氏はデイビッド ヴァーグナー監督への信頼を強調。
シャルケでは来季もヴァーグナー監督が続投する。
だが、ヴァーグナー監督にとって新シーズンは非常に困難なものとなることが予想されている。
シャルケは1億9700万ユーロもの負債を抱えており、狙っていたフライブルクのGKアレクサンダー シュボロウ獲得に失敗(ヘルタベルリンに移籍)。
加えて、来季のブンデスリーガでは開幕から厳しい相手が続く(バイエルン、ブレーメン、ライプツィヒ、ウニオンベルリン、ドルトムント)。
『シュポルトビルト』の情報によると、ヴァーグナー監督の解任はクラブにとって大きなコストになるようだ。
ブンデスリーガの一部の監督とは異なり、バーグナー監督の契約にはいわゆる“契約解除条項”は存在しないという。
つまり、シャルケはバーグナー監督を解任した場合、おそらく契約が満了する2022年6月まで、通常のように給料を支払い続ける必要がある。
バーグナー監督の年俸は約250万ユーロ(ボーナス含む)と見られており、多額の負債を抱えるシャルケとしては新たな監督を迎える余裕はない。