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ドルトムントのレギュラー争いが激化
ドルトムントの新シーズン初戦は、14日に行われるDFBポカールの3部デュイスブルク戦だ。
ルシアン ファヴレ監督の中ではすでにレギュラー7人は決まっている。
GKビュルキ、フンメルス、アカンジ、ムニエ、ラファエル ゲレイロ、サンチョ、ホーラン。
例年に比べて選手層が厚くなっているため、各国代表選手を多数抱えるドルトムントでは出場できない選手がフラストレーションを溜める危険性もある。
キャプテンのマルコ・ロイスは、レギュラーポジションをジョバンニ・レイナ、トルガン・アザールと争うことになる。
現在のところ、最もリードしているのはレイナだ。
レイナはプレシーズンで好パフォーマンスを発揮しており、このポジションにおいてドルトムントでの将来を嘱望されている。
ファヴレ監督は今シーズンから自身の好む4バックにシステムを戻したいと考えており、プレシーズンでは一貫して4バックでトレーニングを行ってきた。
しかし、プレシーズンで4バックが機能しなかったことを受けて、昨シーズンの3-4-3を継続することに考えを改めたようだ。
この結果、前線のポジションは1箇所少なくなった(トップ下のポジションが無くなった)。
この影響を大きく受けるのがキャプテンであるロイスだ。
ただ、ロイスは7ヶ月間の長期離脱の後、まだ100パーセントではない。
スパルタ・ロッテルダムとのテストマッチ(2-1)で70分間出場してゴールも決めたが、DFBポカールではリスクを冒すことはないだろうと見られている。
しかし、ファヴレ監督が気にしているのはロイスの問題だけではない。
ドルトムントの中盤センターは、ヴィツェル、ブラント、ディレイニー、ダフート、ベリンガムと、5人の選手が2つのポジションを争っている。
現在ポールポジションにいるのは、ヴィツェルとベリンガムだ。
今季こそタイトル獲得を狙うドルトムント。
レギュラー争いは最終局面を迎えている。