マンチェスター・Uとチェルシーもベルナー獲得に動く
ヴェルナーは今夏にライプツィヒを去る可能性が高まっている。
ヴェルナーは、『Bild』のインタビューで、「バイエルンは素晴らしいクラブだ。フリック監督は今季、本当に素晴らしい監督であることを証明した。でも、もし移籍することになった場合、バイエルンに移籍するよりも海外に出た方がいいと思っている」と語った。
現在、プレミアリーグのクラブがヴェルナー争奪戦を繰り広げている。
これまでは、ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールが大本命とされていた。
ヴェルナーの契約には契約解除条項が設定されていると報じられており、その額は6000万ユーロ前後と見られている。
『Sport Bild』は15日、「クロップ監督はヴェルナーに直接会ってリバプールに移籍するよう説得したいと考えている」と報じていた。
だが、直接会って説得するというクロップのプランは、コロナ危機によりまだ実現できていない。
ヴェルナーは、リバプールからの正式オファーを待っているとされている。
しかし、クロップ監督は急ぐべきだ。
ヴェルナーの契約解除条項が有効なのは6月15日だからだ。
ヴェルナーに本気で興味を持っているのはリバプールだけではない。
『Bild』の情報によると、チェルシーとマンチェスター・Uが、ヴェルナーのアドバイザーであるカール ハインツ フェルスター氏に接触し、今夏の移籍の可能性について質問したという。
マンチェスター・Uのスールシャール監督は、ここ数年は失意のシーズンを送っているチームを再構築したいと考えている。
チェルシーのランパード監督は、タイトル争いをしたいと考えている。そして、ジルー(33歳)、ペドロ(32歳)、ウィリアン(31歳)と年齢を重ねたフォワード陣を若返らせたいと考えている。
そして6日、英『Guardian』は、「リバプールはコロナ危機のため補強プランを変更した」と報じた。
リバプールは他にもサンチョ(ドルトムント)やエンバペ(パリサンジェルマン)にも興味を持っているとされるが、クロップ監督はそのようなワールドクラスの獲得は待たなければならないと語っている。
コロナ危機により、3月にフットボールは中断された。
各クラブは財政的な圧迫に耐え続け、スタジアム入場料や放映権料を失っており、リバプールは今後12~18か月の財政が赤字の見通しとのこと。
そのため、今夏の移籍市場では、クラブに明るい未来を提供できる才能のある若手に焦点を当てるという。
記事によれば、リバプールはメヘレンに所属するMFアステル・ブランクスや、バスコダガマに所属するブラジル人FWタレス マグノに興味を示しているとのこと。
なお、ブランクスにはマンチェスターC、バイエルン、フェイエノールトも関心を示しているようだ。
【Source】5月6日、Daily Mail、Guardian