ペップもハキミを狙う
マンチェスターCが、モロッコ代表アシュラフ ハキミの争奪戦に加わった模様だ。
ドルトムントへ2年間のローン中のハキミは、ローン期間が終了する今季終了後にはレアル・マドリードに戻るとされている。
ハキミは、「マドリードは僕の故郷であり、レアル・マドリードは心のクラブだ」と語っており、レアル・マドリードでプレーすることが夢だと明かしている。
しかし、レアル・マドリードではスペイン代表ダニエル カルバハルが右サイドバックのレギュラーを務めており、ハキミもレギュラーとしての出場機会を望んでいることから、夏以降の去就は不透明となっている。
そして、スペイン『アス』が報じたところによれば、マンチェスターCのペップ グアルディオラ監督もハキミ獲得に熱心で、すでにクラブは調査を行っているという。
今シーズン、チャンピオンズリーグでは好調を維持しているものの、プレミアリーグのタイトルを逃すことはほぼ確実となっているマンチェスターC。
その大きな原因となったのが守備陣だ。
コンパニ退団の代償は大きく、負傷の影響などもありアイメリック ラポルト、ジョン ストーンズ、ニコラス オタメンディらが後釜を務めることができなかった。
また、サイドバックも問題の多いポジションとなっている。バンジャマン メンディとアレクサンダル ジンチェンコは怪我に苦しみ、アンヘリーニョはライプツィヒにローンに出され、大金を払って獲得したジョアン カンセロはカラバオカップの決勝でメンバー外となるなど適応に苦労している。
その結果、グアルディオラ監督は右サイドバックの強化を望んでいると言われており、今夏に再びサイドバック獲得に多額の資金を投じるつもりのようだ。
グアルディオラ監督はハキミがマンチェスターCシティのプレースタイルにフィットすると見ており、多くの問題を解決してくれると考えているようだ。
【Source】6月15日、AS