ハイダラは売らない
2019年1月にライプツィヒに加入したマリ代表MFアマドゥ ハイダラは、ナビ ケイタ(リヴァプール)の後継者として期待されていた。
しかし、ライプツィヒではまだ自分の良さを発揮することができておらず、19/20季のリーグ戦ではわずか5試合のスタメン出場にとどまっている。
将来が危ぶまれていたハイダラだが、ライプツィヒはハイダラに対するオファーを拒否した模様だ。
『ビルト』の情報によると、元バイエルンのニコ コヴァチ監督が新たに就任したモナコに加え、ヘルタベルリンも興味を示しているという。
ライプツィヒは今でもハイダラを非常に信頼している。
ハイダラは19/20季最後の試合となった最終節アウクスブルク戦で素晴らしい活躍を見せた。
ナーゲルスマン監督は、「彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ただ、試合中に大きなプレッシャーがなかったこと、相手が我々に極端な問題を与えなかったことを考慮しなければならない。だが、この試合は彼にとっての基準となるものだ」とコメント。
さらに、「彼は単純に魂で感じるままに自由にプレーする選手だ。彼はわざとやっているわけではなく、ただ心を込めてプレーしているだけだ。だからこそ彼のような選手には、自由にプレーできるように全体的にしっかりとした組織が必要なんだ。19/20季は新しいことをたくさんやったから、常にそうであったわけではない。アマドゥ(ハイダラ)はルックマンと同様、多くの才能を持っている。どこまでレベルアップできるかは彼ら次第だが、彼らは2人ともまだ若い」と語っている。
ナーゲルスマン監督は、より多くのオートマティズムが、ハイダラに恩恵をもたらすはずだと考えている。
「彼の隣には戦術をしっかり理解している選手が必要だ。彼が自由にプレーできるようにね。我々が全体的に安定していれば、彼は違いを生み出すことができる選手だと思う。彼が将来的に自分自身の価値を証明してくれることを願っているよ」と、ナーゲルスマン監督は語っている。