見出し画像

安全と革新をもたらす:クラウドカメラのススメ

はじめに

「ネットワークカメラの力を、あなたのビジネスに。」
私たちは、事業者の皆さんにネットワークカメラが持つ革新的な技術の活用をお勧めしています。単なる「防犯カメラ」ではなく、ビジネスのあり方を一新するツールとしての活用です。
インターネットと同じネットワークで動くこれらのカメラは、仕事の効率化や生活の質の向上にも貢献します。まだ活用方法をご存知でない方々にも、その概要と魅力をこの記事でご紹介します。
キーワードはネットワークカメラとクラウドです。
インターネット接続があるところなら”ほぼ”どこでも設置できます。

ネットワークカメラにも色々タイプがあります

「世の中どこで何が起こるかわからないから」+アルファの目的を

「いつ、どこで何が起こるかわからない」—これが、私たちが防犯カメラを強く推奨する理由の一つです。事故、犯罪、天災… 予期せぬ出来事は突然に起こります。カメラはそのような瞬間を冷静かつ客観的に記録し、重要な情報を提供することができます。
これがカメラの基本的な、しかし非常に重要な機能です。
ただ、我々サガスは、こうした基本的な役割を基盤に、
さらにその価値を高める方法を提案しています
さあ、それでは実際にどのような事ができて、どう良いのかを見てまいりましょう。

目次:気になる項目から御覧ください。


ネットワークカメラの目的

防犯だけではないカメラの使い方

「防犯カメラ」という言葉には、犯罪防止という明確な目的が含まれています。しかし、ネットワークカメラはその伝統的な役割を超えています。
かつてはテレビのような同軸ケーブルで映像を伝送していたこれらのカメラが、今ではインターネットベースの技術を採用しています。
この進化により、ネットワークカメラは防犯を超えた様々な用途に活用できるようになりました。つまり、これは単なる「監視」の道具ではなく、さまざまな可能性を秘めたテクノロジーへと進化しているのです。

人間の目の代わりになるという役割

カメラの活用とプライバシー保護の観点について

セキュリティカメラの使用に際して、最も考慮すべき点は「プライバシーの保護」です。
確かに、防犯カメラは事件や事故の抑止や証拠として重要な役割を果たしますが、日常生活におけるプライバシーの侵害への懸念もあります。
しかし、時代と共に、安全や利便性を考慮した場合のカメラの活用への理解が深まっています。例えば、JR東日本の車内のように、かつてはプライバシー保護の観点から反対意見もあった場所でも、安全を保障する目的で広く受け入れられるようになりました。カメラ映像はマーケティングなど他の目的にも活用されていますし、それに対する人々の抵抗感がなくなっているのが時代の流れなのです。

プライバシー保護は倫理的な課題として残りますが、ネットワークカメラは日常生活に便利さと解決策を提供することができます。サガスとして、その可能性を最大限に活用する方法を提案したいと思います。

JR東日本・山手線にもカメラは設置されました

「監視」ではなく「管理」であること

ネットワークカメラの導入に際し、現場で働く従業員やスタッフの方から「監視」されていることへの反発を受けることがあります。
しかし、経営・管理者の実際の目的は、労働環境の安全保障や効率化のための「管理」です。この点を明確にし、従業員がカメラの益を理解し受け入れられるよう、適切なコミュニケーションが必要です。
カメラの使用は「監視」のためではなく、職場の安全と生産性を高めるための「管理」ツールであることを伝えることが、受け入れを促す鍵となります。関係者に精神的な負担をかけないよう配慮することもカメラ活用の一歩なのです。

人手不足の解消もカメラによる遠隔の「目線」から

ネットワークカメラの大きな利点の一つはインターネットの技術を使って遠隔地の映像を見れることです。
たとえば、ただでさえ忙しい経営者や管理マネージャーの方が、
担当している複数の現場の管理をするために各所を訪れる代わりに、
ネットワークカメラが送ってくれる映像を活用して移動が省略できたら、
時間的コストがなくなり、業務効率化が図れます。
さらに、現場へ行かなくても映像を見て業務改善指示ができたり、
電話だけでは伝わらない現状を映像で把握することも、ネットワークカメラがあったら容易に実現できます。
こういった遠隔の「目線」を持てることもネットワークカメラの根底的な利点のひとつなのです。

さあ、ネットワークカメラの本来の目的とさらなる活用法に向け、その特徴を簡単に上げてきました。次の章ではそのネットワークカメラの映像を「どこで」運用するのか、この点について述べていきます。

オフィスの効率化を遠隔の目線で見て環境改善をする事が可能

クラウドの良さ

私達はネットワークカメラの活用をする上で、映像のデータ保存にクラウド環境を利用頂くプランをおすすめしています。ここではその理由について述べていきます。

初期投資が少ない

かつてのアナログ防犯カメラでは、映像の管理や伝送にレコーダーと複雑な配線が必要でしたが、ネットワークカメラではその必要がありません。
インターネット接続があれば、映像をクラウド環境に直接伝送し、リアルタイムで監視できるのです。
これにより、レコーダーや配線のための高額な初期投資が不要になります。
さらに、月額1,200円程度で映像の管理や保存が可能となり、事業者にとっては費用面で大きなメリットがあります。
ネットワークカメラをクラウド環境と組み合わせて使うのは、予算条件を鑑みてもおすすめなんです。

ハードウェア故障(レコーダー)の危険がない

防犯カメラの映像を保存するために使われるレコーダーには、ハードディスクが必要ですが、これは消耗品で、いずれ故障する可能性があります。また、保存容量を増やすためには追加のハードディスクが必要です。しかし、クラウド環境を利用すれば、ハードウェアの故障の心配がほとんどなく、容量の増減も契約変更で簡単に対応できます。
この2つのメリットだけでも、クラウド環境を利用する方がおすすめできる理由になりますよね。

クラウドに映像を保存すればハードウェアの故障リスクはありません

遠隔地でも映像が見れる

改めて定義すると、ネットワークカメラはインターネットを経由して、どこにいてもその映像を見ることができる仕組みです。
この基本的な特徴を実はまだ正しくご理解頂いていない方も多いようで、ご自身がカメラを設置したら、その現場付近で、しかも録画した映像しか見られないと思っているお客様もありました。
インターネットの普及から20数年、ネットワークカメラもデータ圧縮や転送技術が進化し、いまや一般の企業や個人でさえ映像の遠隔活用は普通にできるようになっているんです。
さらにこれがクラウド環境で実現できるというのが、例えご利用になるお客様が個人や小規模でも、その管理負担をとても軽減してくれているのです。

書斎に居ながら職場の映像をチェック

閲覧権限が簡単に付与できる

ネットワークカメラの映像をクラウドで管理する場合、閲覧権限や設定の変更がインターネット経由で簡単に行えます。
管理者は特定の場所に行くことなく、どこからでも映像のアクセス権を制御できるのです。
この柔軟性は、効果的な管理ガバナンスにおいても大きなメリットを提供します。

映像データは堅牢なクラウド環境に保管、いつでもダウンロード

クラウドで保管されたネットワークカメラの映像は、いつでも簡単にダウンロード可能です。事件や事故の証拠として必要な場合、インターネット操作一つで関係者に提供できます。
さらに、クラウドの最大の利点は、重要なデータが物理的な場所に依存しないこと。
現場が火災などの災害に見舞われても、クラウド上のデータは安全に保護されています。この堅牢性は、ビジネスにとって計り知れない価値を提供します。

よくある質問「安価なカメラで良いのでは?」

いま巷の通信販売サイトでは、安価なカメラがたくさん販売されています。安価なカメラは、一見すると魅力的に見えます。専門的な知識があれば、自己責任でその利用も可能です。
しかし、セキュリティという観点から、安価なカメラの選択は慎重に行うべきです。特に、ビジネスでの使用では、信頼性とサポートが重要
安価なカメラは壊れたり不具合が出たときに、商品交換はしてくれるかもしれませんが、出張(オンサイト)対応しないところが多いので、
現地での取り付けや修理、再設定などには対応できない所が多いものです。
安いカメラでもいいのは設置も工事も自分でできる「個人用」の場合だけ。
職場・事務所・お店など事業者が使うカメラは設置から保守メンテナンスまで、サポート体制があるものをお勧めしています。

また、一部の安価な海外製ネットワークカメラでは「バックドア」という、映像やデータを第三者の介入により抜き取られる裏口が仕掛けられるなどの脆弱性を持つものも多く、全てとは言いませんが、セキュリティ上の危険性を抱えている商品があることも認知しておかなければなりません。
参考)マイナビニュース TECH+ より

Canon/AXISというメーカー

今、私達がお勧めしているクラウド保存型のカメラシステムは、信頼性と品質で定評のあるCanon(キヤノン)製品を基盤としています。
Canonスタッフによる一貫した設置から保守サポートに加え、2018年にCanonの完全子会社となったAXIS(アクシス)の技術も取り入れています。この組み合わせにより、安全性と高品質が保証されたカメラシステムを、クラウドの利便性とともに提供します。お客様には、この高い安心感を実感していただきたいと思います。

言わずとしれた世界的メーカー キヤノン
ネットワークカメラの老舗 世界シェアトップクラスのアクシス

アクシス社の完全子会社化(予定)について
https://global.canon/ja/news/2018/20181022.html

世界一のNWカメラメーカーであるCanon/AXISの安心な機材

AXIS(アクシス)は1996年に世界初のIPネットワークカメラを発売したことで知られ、グローバルな監視ブランドとしては第二位の売上を誇っています。
また、Canon(キヤノン)は、2015年にAXISを買収した後、その専門知識と市場地位を活用して自社のネットワークカメラを推進しており、市場での強い存在感を示しています​。何より、日本国内はもとより、世界でもその信頼性は随一の高さを誇るグローバルメーカーであることは言うまでも有りません。
この2つのメーカーの技術を基に作られたネットワークカメラですから、これ以上安心なものはありません。当社のクラウドカメラパッケージはその安心の上に、便利さも載せたとても使い甲斐があるサービスになっています。

クラウド環境もキヤノンの管理下にあるVisualStageを採用。

ネットワークカメラの機材もさることながら、このクラウドカメラシステムでは映像を保存するクラウド環境もCanon(キヤノン)が提供する「Visual Stage」を採用しています。
つまり、データ管理先も一流の品質と安全が保証されているのです。
自社内にサーバーを立てるより安く、専用のサーバーを自社で借りるより簡単に、クラウドで負担を少なく、利便性を高くご活用いただけます。

カメラごとに高品質な映像をチェック可能

安全安心のCanon(キヤノン)による設置とサポート。

私たちのクラウドカメラシステムでは、Canon・AXISの信頼できる商品とサービスに加え、設置工事もキヤノンの全国ネットワークを通じて提供しています。現地の状況確認からカメラ配置、ネットワーク配線の計画まで、
サガスとキヤノンが連携してお客様をサポートします。
カメラ設置のプロセス全体を通じて、安心感を持っていただけるよう、
専門的なアドバイスとサポートを提供いたします。

録画データの保存日数により決められる月額プラン!さらに+500円でハードウェア保守も!

クラウドカメラプランでは、録画データの保存日数に応じて料金が異なります。例えば、7日間の保存で月額1,200円(税別)から、最長360日間の保存プランまで選択可能です。
また、カメラ1台につき月額500円プラスするだけで、ハードウェア保守サービスに加入できます。この保守サービスでは、カメラの故障が発生した場合には、修理や交換、設定の再実施から再取り付けまで、キヤノンがすべて対応します
安心して利用できる、このようなカメラシステムは他にはないでしょう?

スマホ・ブラウザで閲覧が可能。必要に応じてダウンロードも。

クラウドカメラプランでは、リアルタイムでの映像閲覧に加えて、保存期間内の録画映像の閲覧やダウンロードが可能です。事故や事件の証拠映像として、または研修資料として映像を活用するなど、さまざまな用途に対応できます。スマホやブラウザから簡単にアクセスできるため、どこにいても必要な映像を確認し、活用することができます。

手のひらに各場所の映像が届く

映像の共有は思惑次第

クラウドカメラのパッケージはお客様の環境やご要望に合わせて様々な場所でご活用頂ける商品サービスで、さらに信頼の高いメーカーによる製品提供とサービス・保守サポートが用意されています。ただ、一番大事なのはそのカメラが捉えた映像をどのように活用するか。各お客様の目的に応じて、映像の共有や使用方法を柔軟に設定できるのが、当社サービスの大きな魅力です。

映像を見る許可が与えられた者のみが閲覧できるよう制限設定を

ネットワークカメラ、特に防犯目的の色が強い現場ではカメラの映像を閲覧できる人を選ばなければなりません。誰でも映像が見れる状態ですと、防犯効果には逆効果になる可能性もあるからです。
防犯だけでなく、管理・安全保障の目的で使う時も、適切な権限を持った方が閲覧できるようにする必要があります。映像を見て的確な判断をする権限がある方でないと意味がないからです。
場所、画角(映像の写る角度)などもカメラ活用に向けた大切な要素ですが、「目的を見失わないこと」がカメラを計画的に活用する大きなポイントになるのです。

許可された人のスマートホンからだけ閲覧できます

人の動き、モノの動き、すべて人間の目の代わりに見ている

基本に立ち返るようですが、ネットワークカメラは人々の目の代わりを果たしています。特に物理的に人間の目が直接届かないところで起きている事象をそのまま伝えてくれるサービスです。
あなたが「離れた場所の映像を見れたらいいな」と思うシーンはどんな状況でしょうか?
思い浮かんだ場所での活用があなたの「クラウドカメラ活用法」です。
ネットワークカメラや防犯カメラのことなら、ぜひ私達にご相談ください。

まとめ

ここまで当社がおすすめするクラウドカメラパックの特徴を説明してきましたがいかがでしょうか。その利点について皆様に少しでもご理解いただき、カメラの活用をする際は当社でクラウドカメラをご依頼頂けたら幸いです。
実際にカメラの設置をご相談頂く時の大まかな流れは下記のとおりです。

①ヒアリング(ご利用目的や現場環境、取付位置などをお伺い)
②現地調査(Canonの担当者による現地調査、調査報告書のご案内)
③内容確認とお見積りのご案内
④ご契約お手続き
⑤施工/設置の実施


もちろん、お客様のご要望や条件等により手順は柔軟に変更いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談は各商品・サービスの紹介ページにある問い合わせフォームまたはお電話でどうぞ。(TEL 03-5577-5801)

問合せフォームはこちらから

サガスクラウドカメラのご紹介

具体的におすすめしたいカメラ製品のパッケージがこちら

・経営者目線で観るカメラ https://camera.sagas.co.jp/lp01/

ネットワークカメラを経営のツールとして使う方法とは

・経営者目線で観るカメラ その2 https://camera.sagas.co.jp/lp02/

お店の中もカメラで見えれば遠隔で指示を出したりできますよね

・学習塾で見えてくるクラウドカメラの効果、とは。

学習塾って意外と「不特定多数」の人間が入り混じりますよね?

まだまだ他にもお勧めしたい事例や利用例があります。
順次アップしますのでご期待ください。


いいなと思ったら応援しよう!