【言葉】 春の匂いがした。
【詩】 夜更けの涼けさに凍った心は 朝の涼けさで火を灯す
【詩】 窓の隅に鈴生りのガラス 振動のない冬の音を響かせ 揺れるとも割れるともわからず透き通る
【詩】 私の素敵な宝箱 私の好きが詰まってる 私の道が積み上がってる 私の未来が生まれ出る
【詩】 ステンレスに日が差してキラキラと輝く 誰かに憧れられるような 待ちわびた最先端の価値観のような 私はずっとそばにいたのに 初めて見る美しさが広がっていた
【詩】 太古の人が息を潜めて隠れた夜に、 過去の人が生きられなかった寿命の先で、 「時間がない」と僕らは叫ぶ。