
【パラレル介護ヘルパー歳時記】小満末候『麦秋至る』西宮
小満の終わりに。
麦の秋と書く、この『麦秋』の時に
この上半期の収穫を思い、
下半期の種まきを思う。
言葉に騙されるな、
流れに飲み込まれるな、
流れに逆らいすぎるな
先の準備しすぎるな、
上手いことやろうと思いすぎるな。
君がこの時を生きるなら、ば。
上手いことやることの先には、
『もっと』上手いことやるがあるし、
流れを読み過ぎると、
ノリ過ごしてしまうのだから。
良くも悪くも、今の風を味わうこと。
良くも悪くも、潔く終わりを思うこと。
まだ表の面には見えないが、
確実に色を変えていく日々がある。
晴耕雨読
日浴月浴
粛々淡々
戯社会人
急にコロナコロナと倍速になって、
急に何もかも一気に変わるのではなく
倍速になったからこそ、
同じ深いウネリを大切に思う。
そうだよ。
新しい生活様式はもっと前から始まっている。
本当の秋が来るはるか前、
麦の秋がきていたように。