第26節 サガン鳥栖 VS 浦和レッズ
こんばんは。
鹿島戦から1週間も経たないうちに、サガン鳥栖では大きなニュースが駆け巡りました。
・横山イングランド3部へ移籍
・川井監督 契約解除
・木谷監督 就任
どれも鳥栖界隈に衝撃が走るものでしたね。
鳥栖にとっては中3日でのホーム戦となりますが、新監督の下でどんなサッカーを繰り広げるのか注目です。
データで見る鳥栖vs浦和
指数一覧を見ると、新潟と近い印象。
ボール保持率はリーグ1位なんですね!
改めてデータを見ると、浦和・新潟・横浜の順にボール保持率が高かった。
フォーメーション
監督が変わってもフォーメーションは変えませんでした。
まぁ、前節から1週間も経っていないので、そこに時間は割けないでしょうね。
ただ、メンバーは前節から5人を変更。
戦術理解度の高い選手を出したのかもしれません。
対する浦和は、元鳥栖の選手がちらほら。
長沼はいつ出てくるのか?
監督が変わって変化したところ
気付いた点を箇条書き↓
ビルドアップ時:CBがPA幅まで広がる。「CBでボールを運ぶ」選択肢ができる。
サイド:SHはセンターレーン、SBはワイドレーンにポジショニング。役割がはっきりしているので、他の選手が絡みやすい。
上記が明確なので、縦パスが通しやすい。
バイタルエリア:両ワイドがファイナルサードへ侵入した時、3人いる場面が多くなった。
プレス:FW・MFで連動できていた。ヒアンがGKまでプレスすると、河原がCBをマークする等。
DF時:ボランチが最終ラインに吸収されない。バイタルにスペースができにくかった。コンパクトなブロックが作れていた。
ビルドアップ
変化した点からピックアップ↓
これまでのビルドアップ
2CBの間隔が近かったので、相手のプレスにハマりやすかった
GKかボランチが加わっても選手間の距離が近いので、相手の2度追いが間に合っていた
今節のビルドアップ
2CBがPA幅に立ちビルド
相手FW同士の間隔が空く
CBからボランチへのパスが通しやすくなる→前進できる
CB自らドリブルで前進できる
事実、木村がドリブルで前進する場面が何度かありました。
ビルドが厳しいときはロングボール。
このシンプルさでいいと思います。
また、守備時はプレスもしっかりとできていたので、そこから奪ってカウンターも多かったのではないでしょうか。
ここにコンパクトなブロックも作れていたので、崩されても失点はしないと思ってました(カウンターで失点しましたがw)。
いずれにせよ、「鳥栖はサッカーしてるよな~」と感じるゲームでしたし、選手たちは楽しそうにプレーしている様でした。
最後に
今節の様にやりたい事・やるべき事が明確なサッカーであれば、失点は減り得点機会が増えると思います。
次節はアウェー札幌戦。金Jです。
ここまでに新監督のサッカーをより浸透させ、勝ち点3へ繋がる事を期待します。