さがみこファーム初のお歳暮ギフト開発の裏側紹介
2024年11月、さがみこファーム初のお歳暮ギフトを公開しました。2019年に事業を始めブルーベリーもようやく加工できるだけの収量が確保でき、満を持してのお歳暮ギフトです。たくさんの方々に支えていただいてできた自信作ですので、ご協力いただいた方への感謝も込めてご紹介します。
ひとつの商品を作成するまでにたくさんの方が関わってくれていますし、ところ変わればやり方も変わると思います。さがみこファームの特徴である地域での多様な人との関わり方という観点でご覧いただくと発見があるのかもしれません。
そもそも、さがみこベリーガーデンのお歳暮ギフトって?
ソーラーシェアリング農園で採れたブルーベリーを使ったジャムとこれまた農園産のはちみつをギフトにしました。ギフトに使っていただくことで、贈られた方が喜んでいただけるだけでなく、ソーラーシェアリングの活動を応援いただけます。贈られた方にも農園のことを知っていただけたらありがたいなと思っています。
詳細はこちら:さがみこベリーガーデンOnlineShop
1.さがみこファームの顔!多摩デザイン事務所の菅原さん
さがみこファームのロゴデザイン、パンフレットデザイン、HPイラスト、その他さがみこファームの取組のデザインをお願いしている多摩デザイン事務所の菅原さんに今回のお歳暮ギフトの構想をお伝えして素敵なパッケージデザインを考えいただきました。ジャムやはちみつのラベルデザインも菅原さん作です!
2.ブルーベリーの収穫、選別、ジャムの制作
さがみこベリーガーデンのジャムは100%さがみこベリーガーデン産です。36種類のブルーベリーからその時々のブルーベリーを収穫、選別しジャムに使用しています。
農園の立役者!農園の収穫隊
ブルーベリーのシーズンは6月~8月。暑い時期なので朝早くから地域の方々に収穫をお願いしています。現在は7名が参加してくれています。地域の方が集まって井戸端会議のような様相のなか、たくさんのブルーベリーを収穫してくれます。最盛期は2日に一回のペースで丁寧に手摘みされて収穫隊に渡されます。暑い中ご苦労様でした。
隙間時間を有効活用!選別隊
収穫後のブルーベリーはこれまた丁寧に選別されます。ゴミやどうしても使えない実を取り除いてサイズごとに仕分けをします。選別隊は地域のママさんたちです。お子さんを幼稚園に預けた午前中だけの勤務です。兄弟を作業所に連れてきてOKとしているので、作業所はちょっとした託児所みたいな感じです。またお子さんが突然熱を出してしまったりするので、全員でフォローしながら作業に穴が開かないように工夫してくれています。選別の腕前も上がりプロ級です!
いよいよジャムづくり!B型就労支援、生活介護事業者の皆さん
さがみこベリーガーデンのジャム製作は3つの事業所にお願いしています。皆さんにはジャムの開発から携わってもらっています。さがみこファームには製造施設がありませんので、外注をする形になるのですが、できるだけ地産内で製造をしたく、役所の方や様々な方を通じてご紹介いただきました。同じ神奈川県相模原市でさがみこファームの取組に共感していただいたみなさんです。写真とメッセージでご紹介します。
①ピッコリーナさん(生活介護事業所)
②poco a poco♪さん(就労継続支援B型)
③プラントンタンさん(就労継続支援B 型)
3.はちみつ 養蜂~瓶詰めまで
かわいい農園のマスコット みつばちたち
ベリーガーデンのみつばちは現在6群。昨年から群の数も倍増しました。今では10万匹ほどのみつばち達が地域の蜜を集めてくれます。イベントにも参加してもらったり、ブルーベリーの授粉を手伝ってくれたりと大忙しです。
はちみつ生産量拡大の功労者 養蜂部の皆さん
2024年から養蜂部を設立して養蜂活動を体験したい方、みつばちや地域についてもっと知りたい方を募りました。現在の部員は4名。顧問1名。楽しみながらみつばち達のお世話をしてくれています。すっかり内検も一人でもできるようになりました!夏場の暑い中の作業は大変ですがはちみつパワーで乗り切っています。来年からは新入部員も募集しますので興味がある方はぜひ。
花の蜜をくれた地域のお花たち
みつばちが花の蜜を集めるのは2~3kmといわれています。ベリーガーデンのはちみつは地域の恵みそのもの。非加熱でお届けします。
たくさんの方々にここまで携わってもらっていますが、まだまだたくさんの方にご尽力いただきました。ありがとうございます!
お歳暮ギフトをお送りいただく時、手に取っていただく時にちらと思い出していただけたら嬉しいです。
もう一度お歳暮ギフトのURLを貼っておきます。ぜひご注文下さい!
詳しくはこちら:さがみこベリーガーデンOnlineShop
2024.11.09 小出 竜士