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さがみこベリーガーデン プレ会員 第1期募集 はじめます。

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。

本日12月11日、「SAGAMICO BERRY GARDEN(さがみこベリーガーデン)」のプレ会員の記念すべき第1期募集を開始しました!!

プレ会員のお申し込みは特設ページからどうぞ。

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さて、ここでは、SAGAMICO BERRY GARDENで実現したいことについて、個人的なおもいも含めて書いてみたいと思います。
少し長くなりますがお付き合いください。

私は学生時代から環境問題に関心があり、過去10数年間にわたって富士山麓でプロ自然ガイドをしていました。が、3.11で震災7日後から約1か月に亘って福島に緊急支援に行ったことをきっかけに、エネルギー問題に強い関心と危機感を持ちました。そして「再生可能エネルギー100%社会を地域からつくりたい」と、地元の多摩にUターン。再生可能エネルギーの事業会社であるたまエンパワーを立ち上げ、主に都市部の屋根上太陽光発電の普及をしてきました。

折しもFIT制度で太陽光ブームに火が付き、各地で太陽光発電が爆発的に拡がりました。その一方で、景観を無視した乱開発、ずさんな施工による自然環境破壊、事業者と住民とのトラブルなどの問題が各地で頻発、「太陽光発電=悪」という社会的イメージが広がってしまいました。(無論、素晴らしい事業者もたくさんいます)
私は、太陽光発電自体は再生可能エネルギーの中で最も有用な技術で、今後の社会基盤になると思っており、このような捻じれた現状を苦々しく感じていました。

そんな中で、ひとつの希望と言えるのが「ソーラーシェアリング」です。
ソーラーシェアリングは、農地で農業を行うことを前提に、農地の上に作物の生育を損なわない程度の間隔をあけてパネルを空中に設置します。食とエネルギーを両方生産し、持続性を高めていく手法として、現在、全国各地に広がっています。これなら取り組んでみたいと思えました。

SAGAMICO BERRY GARDENは、圏央道相模原ICからわずか15分、道志川沿いを走る国道413号線から少し入ったところに広がる農地です。森に囲まれたのどかな場所で、周囲の木々の葉は秋には一斉に紅葉し、少し歩くと道志川の清流が楽しめる気持ちのいい場所です。ここは1世代前までは畑と牧草地が広がり、地域の人が耕作していましたが、今は地域で農業を行う人も減って耕作放棄地も徐々に拡大し、農地を維持していくのも容易でなくなっています。日本全国どこでも似たような問題を抱えているのではないでしょうか。

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私たちは縁あってこの土地に出会いました。そして、ここで地域の人から耕作放棄地を借り受け、ソーラーシェアリング型農園で食とエネルギーの自給拠点を作ろうと考えました。ここは都市部からのアクセスも良く、道志川沿いには多くのキャンプ場があり、都市部の自然を愛する人たちが週末に遊びに来る人気のエリアです。そうした地理的特性を活かし、ブルーベリー観光農園をつくり、ファミリーやカップルやおじいちゃんおばあちゃんまで気軽に遊びに来て、自分で摘み取って存分に食べてもらい、自然や食やエネルギーのことも楽しみながら学んでもらえる場所にしたいと考えました。

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そんなことを仲間と話しながら、検討を重ね、文字通りゼロから創ってきたのが「SAGAMICO BERRY GARDEN」です。

昨年5月には農業法人である株式会社さがみこファームを設立、継続的に農業を行う体制を整えました。

そして、今年の春からブルーベリーの苗を550本植栽し、育て始めました。春先に10cmくらいだった苗はすくすくと成長しています。

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ソーラーシェアリングは相模原で初の事例になります。
実現するまでの過程では、地権者や近隣の地域の方、行政や農業委員会、工事の関係者には大変お世話になりました。生みの苦しみで、実現までには時間がかかりましたが、第1期の発電所は無事に稼働し、今は太陽の光を受けて元気に発電、約30世帯分の電気を毎日生み出しています。

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百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、形ができると、「できてきたね~!」と地域の方が散歩で立ち寄ってくれたり、「山川さんが言っていたのはこういうことなのね。」と理解していただける方も徐々に増えてきました。

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現在、第2期工事の準備を進めており、来春には発電設備は現在の2倍超に拡大します。また、来年度には農園も現在の4倍程度に拡大する予定です。

農園では約30種類のブルーベリーを皮切りに、様々なベリー類や果樹を栽培し、養蜂をしてハチミツを取り、それらを販売すると共に、訪れた人が楽しみながら学ぶことができる場所にしていきたいと思っています。

↓↓↓こんなかんじのイメージ↓↓↓

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オープンまであと1年半。
今はまだサイトをつくっている途中ですが、これから人が気持ちよく集まれる場所や、遊び場や、拠点となる施設など、人を迎え入れるための準備を本格化します。また、体験教育や食育に長けたスタッフもジョイン、子どもから大人まで楽しめるプログラムを定期的に実施していく予定です。

農業もエネルギーも、人間にとってなくてはならないものですが、古いものを更新しながら、時代に合った方法を実践していく必要があります。課題は山積していますが、見方を変えれば改善できる余地が無限にあるということでもあります。

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私たちは次の時代にふさわしい、新しい第一次産業のかたちをここで創りたい。SAGAMICO BERRY GARDENはそんな夢を詰め込んだ場所になります。

プレ会員」は、1年半後のオープンに向けて、体験プログラムやイベントにご家族で参加したい!という方、農作業で一緒に汗を流し、SAGAMICO BERRY GARDENの場づくりにご協力いただける方、大歓迎です!!

私たちの理念に共感し、みらいを一緒に耕してくれる、そんなマインドを共有いただける方にぜひ!関わってほしいと願っています。

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まずは限定100口から。
来春には本格的に募集を開始します。
たくさんのご応募をお待ちしています。

第1期募集特設ページはこちら

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