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【毒親日記】止まらない父と止めない母、6歳の娘が崩壊した性なる夜

幼稚園のある夜、私はどうしても眠れなくて、
母親の布団にもぐり込んでいました。

居間に布団を敷いていた母親。

いつも寝ている寝室とは違う場所だから安心できたし、 居間の中に祖母の部屋のようなものもあって、すぐのカーテンの向こうには祖母が寝ていて、
心の中で「見守られている感」があってほっとしていたのですが。

そんな平和も束の間、父が現れました。

「母を誘いに」現れました。

ちょっと待って!
連れて行かないで!私
わたし、眠れてないの!
止めてよ!お願い!!

……でも、6歳児にそんなこと言う勇気はなく、心の中で叫ぶだけでした。

ヤバ母は「佐賀子がまだちゃんと寝てないから」と、
父を軽く追い払う様子を見せましたが、ヤバ父は諦めません。

そして、信じられないことに――
布団に入ってきました。

いやいやいやいや。

ヤバ父、ここに娘が起きてるよ。
ちゃんと起きてるからね。

佐賀子に、気付かれてないと思ってるの?違うよ。
わたし知ってるんだから。
ヤバ父がしたいことも、ヤバ母が拒否しきれないでいること、
全部ね。知ってんのよ。

でもさ。

子どもって、眠れないんだよ。
なかなか眠れないそういう日があるの。わからないかな?
子育てしてないからわからない?でもね、待てるでしょ?

犬だって「待って」できるんだから、やれよ。

でも、やらなかったんだよね。

ヤバ母は少し厳しいめにヤバ父に何か言ったけど、追い返すところまではしない。「自分の子どもが起きて、ここにいる」ってわかってるのに、
どうしてそんな中途半端な態度で済ませるんだろう・・

起きてる娘と同じ布団の中で、
あーでもないこーでもないってやってる場合じゃないじゃん。

ほんと、あの男と女、ヤバいよね。

キモすぎる案件だわ・・・。


【6歳のわたしとの対話】

6歳のさが子:
「パパは、わたしが邪魔なんだよね。いなければいいと思ってるんでしょ。どうして、私は、こんなみじめな気持ちにさせられなくっちゃいけないの?」


「いや、あんたに理由はないの。ただ、あの二人がバカなだけよ。多分ね、あの二人、前世でカブトムシ、、、いやカブトムシだと良すぎるか。ほら、家の前にタニシいっぱいいるじゃん。ピンクの卵のタニシ。多分二人とも人間に生まれる前が、あんな感じだったんじゃないかと思うの。だから、人間としての気もちとかルールが全然わかってないんだよ。」

「タニシ・・・?」

「そう、タニシ。あれ。でも、タニシだからって許さなくていいんだよ。
親がタニシ級だからって、あなたが自分の人生を諦める理由なんて、
どこにもないんだから。」

「でも、こんな嫌な思いをするのって、わたしが悪いからじゃないの?」

「ちがうの。あなたに、罰も罪もないの。あなたの心には苦痛があるけれど、その苦痛は罪や罰が生んだものじゃない。あの二人がただの「バカ親」で「毒親」だっていう話。」


タニシの交尾が始まったのか、
その夜、どうやって眠っていたのかは覚えていません。
嫌すぎて記憶を閉じてしまったのかもしれないです。

タニシの交尾の記憶なんて持ってても仕方ないから、
わたしの脳がナイス脳だったということですね。

まぁ、、タニシにとって常識でも
人間に当てはめると
モラルが崩壊しすぎてて、笑えますね。

人はそういうことしないんだよ!
これって、立派な「性虐待」っていうんだよ!

っていう。笑

タニシだったっていうことは、今はわかりますけれど、当時は自分では何が起きてるのか、どうしてこんな気持ちになるのか、さっぱりわからなくてとにかくずっとパニックでした。

同じようにタニシに育てられた経験があったら
ぜひ、コメント欄を使って発散してくださいませ。

そして、正直なところ、社会人になって「セクハラ」なんて言葉が飛び交っていても、子どもの頃に経験した不快さや理不尽さに比べたら、痛くも痒くもなかったです。

幼稚園生の頃から、家のテーブルに堂々と広げられた
東スポの女性の裸ページ。

マジマジと見ていたわたしからすると、
社会はそれなりに優しいです。

そんなセクハラに対して「痛くも痒くもない」ところを、
私の「強さ」や「長所」だと勘違いをしていたので

私は自分の長所を活かせば活かすほど、嫌な気もちが増えるという
困った悩みをずっと抱えていました。

すべては言うまでもなく
ヤバ母とヤバ父のおかげでございます。

もうさ、タニシに育てられたんだから
バグだらけであたり前だよね!笑

さてさて、ヤバ親の性交渉に関してはまた書くとして。

次は、「佐賀子が生まれた時に、パパはなんだ女かって言ったのよ」
「ね?パパって本当にひどいでしょ?」「いや、あんたがね」でございます。

度々、言わなくていいことを言ってくるヤバ母を紹介します。

お楽しみに!


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佐賀子/毒親育ちの毒まみれ美人アラフィフ(自称)
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