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これから、暮らす町を歩く 「昔からご近所さんの感覚になった。」 肥前浜駅編
どんなところに住もうか。住む場所は、働いたり学んだり、リフレッシュしたり、いろんなが出会いがあることでしょう。住みたいなと思う場所に訪れて、これから暮らす気持ちで散歩してみる企画「これから、暮らす町を歩く」の第一回は佐賀県鹿島市肥前浜町を訪れました。
肥前浜町は佐賀県の南部、干潟に面する鹿島市あり、酒蔵が5蔵で、佐賀を代表する蔵どころ。情緒あふれる町並みの酒蔵通りがある肥前浜駅から、これからの暮らすイメージを探しにいってきました。
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ホームを降りると、たまたま下車をしたのは、一人。淡いピンクの駅舎はレトロで、懐かしさを感じさせてくれる。そんな駅を眺めていると、「おはようございます。どこからきたの」と肥前浜駅に併設する観光案内所のおじさんがやってきた。どこからともなく地図を広げ、歩いて行くならここがいいかなと、地図を説明してくれる。
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駅にはおしゃれな電動バイク、電動自転車も用意されており、1時間からレンタルして散策することもできるのだとか。おじさんは、おしゃれな電動バイクには乗ったことがないらしい。
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駅舎には何やら、お店が併設している。日本初の駅のホームに直結している「HAMA BAR」という日本酒の飲み比べができるBARがある。飲みたい気持ちをほどほどに、当初の目的の町歩きへ行くことに。
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肥前浜駅は九州新幹線開通の影響で、少し電車の本数が減ったとのことだが、駅前は綺麗にされており、家族のお迎えも車でできるロータリーがある。駅から眺める山には、日本三大稲荷の1つと言われている祐徳稲荷神社があり、地元の人からは「ゆうとくさん」の愛称で親しまれているのだとか。歩いていくと30分はかかるらしく、電動バイクを駅ではおすすめされた。暮らしたら、神社は散歩コースの1つになるだろう。
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駅から酒蔵に向かって歩くと、老舗の漬物屋さんやゲストハウスの看板があり、駅前もなんだか夜には賑やかになりそうな道である。
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駅から酒蔵通りまでは歩くこと10分。そこに広がるのは白壁の昔ながらの町並みで。映画村に来たのかと思わせる情緒あふれる通りでした。酒蔵通りというので、お酒しかないのかと思っていると、カフェや飲食店、保護猫カフェも運営されており、お酒の飲めない人も楽しめる通りでした。
散策を終えて、日本酒を飲みにHAMA BARへ
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店内はカウンターとテーブル席で、地元の人が交代で店番をしている。お客さんも地元の人が多いそうだ。私が訪れた時は相席となり、隣の人は元鹿島市役所の職員さんで、その隣の席は現役職員さん。地元への愛がそこしれないですね。
相席だけと、席だけなのかと思っていると、そのまま、なぜ鹿島に来たのかという話から子供の名付けた理由など、ご近所さんと飲んでいる気持ちになり、鹿島で暮らして困ったらここに来たら解決しそうな気がする時間でした。
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肥前浜駅には観光列車のふたつ星も停車するらしく、金土日月の11時ごろに来るとお酒を飲みながら電車を見ることもできるんだそうです。
住んでみたいなと思うところに行って、歩いて空気を感じてみるのはいかがでしょうか。Webだけでは分からない何かを見つけること、感じることができるのではないでしょうか。
今回の町歩きで登場した団体やお店
筆者紹介
長谷川 晶規(ハセガワ アキノリ)
大阪府出身 佐賀県地域おこし協力隊 唐津市にある7つの離島で「島の記憶を残す本」を制作中。デザインや文字と日々奮闘中。ひょんなことから島で結婚し、協力隊後も、佐賀県鹿島市で暮らしていくことに。
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