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新卒2年目から海外事業立ち上げへ。セーフィーで見つけた“成長の最前線”
自己紹介
はじめまして!セーフィーベトナム(正式名称:SAFIE VIETNAM CO., LTD.)の越川です。
私はアメリカの大学を卒業後、2022年7月に新卒でセーフィーに入社しました。日本で1年半、製造業・建設業向けのソリューションセールスを経験し、その後セーフィーとして初めての海外拠点となるベトナム現地法人の立ち上げメンバーとして渡越。現在はセールスマネージャーとしてベトナム市場の開拓に挑戦しています。
この記事では、
私がセーフィーで経験したキャリアの軌跡
ベトナム法人立ち上げ時の具体的な挑戦や成果
今後の目標
についてお伝えします。
若手でも裁量権を持ち、グローバルスケールで大きな成長ができるセーフィーの環境を、少しでもイメージしていただけたら嬉しいです!
1. 入社前の軌跡
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就活時の軸と入社の決め手
私の就活の軸は「成長している企業」と「裁量を持った仕事ができる企業」そして「今後世界に進出する可能性がある企業」の3つでした。安定した大企業も検討しましたが、セーフィーの0期生(新卒1期生は2023卒ですが、大学卒業のタイミングに合わせて2022年に入社したので、0期生と称しています)として自分の行動が会社の成長に直接つながる環境に強く魅力を感じました。
さらに、映像を用いたデータビジネスというスケールの大きな事業ドメインにも共感し、『世界で本気で戦える可能性を感じる事業かつ、若手でもどんどんチャレンジできる文化』に強く惹かれたのを覚えています。
▼詳しくは過去のnote記事をご覧ください。
2. 日本での営業経験:基礎を固めた1年半
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営業のリアルと初めての成果
最初の配属先はソリューションセールス。製造業・建設業のお客様に、クラウドカメラ「Safie」を提案する毎日でした。ここでは新規顧客の開拓がメインで、アポ取りから受注までの営業プロセスをゼロから学びました。
最初はなかなか受注に繋がらず苦しい日々が続きましたが、入社6ヶ月目には大型案件を受注。その翌年には新規業界の開拓を任され、直販では一番の営業成績を残すことができました。
成績を残せた理由は、下記3点です。
・行動量に拘ること
・現場訪問を重ね、徹底的に課題をヒアリングすること
・顧客目線で提案をカスタマイズすること
新卒の自分は到底スキルや経験では周りの方には勝てないと思ったため、行動量だけは誰にも負けないと決め、それをやりきること。
また、とにかく『売ること』に必死でお困りごとを聞くことに終始してしまいそうになるが、あくまでお客様の本質的な課題を引き出し、それに合った提案をしていくことに拘っていました。
抜擢のきっかけ
営業戦略を立てていた上司(のちのセーフィーベトナムの社長)からの抜擢もあり、ベトナム法人の立ち上げという大きなチャンスをいただくことができました。
どのようにチャンスをもらえたのか聞かれることがよくあるのですが、
当時は正直、目の前のことに必死で未来のことを考える時間などなく、自分の方から海外に挑戦したいという話しをしたことはありませんでした。
日々の業務にがむしゃらにあたり、努力と結果を残していく姿を周囲は見てくれていて、その評判がのちに私を抜擢してくれた上司の耳に入り、”誰をアサインしようか”となった際に私の名前を挙げてくださったようです。
海外の大学を卒業していたので、英語が使えるという理由かと思いきや、それは二の次であり、大事なのは日々の自分の在り方なのだと気付かされました。
なので、成長したいという新卒の方は、機会を得ようと努力するのではなく「まずは与えられた環境下で誰よりも行動をし、結果を残していくこと」を意識すると、自ずと機会の方から近づいてくるのだと思います。
3. ベトナム法人の立ち上げ:ゼロからの市場開拓
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現地市場の調査とターゲット業界の選定
ベトナム進出当初は、現地市場のニーズを徹底的に調査しました。主なターゲットは「建設業」と「製造業」と「店舗・オフィス」。それぞれの課題を深掘りし、適したソリューションの形を模索しました。
まずは直接顧客に会い、それぞれの課題を共通化しソリューションをチューニングすることに注力しました。加えてチューニングができている業界に関しては積極的にパートナーの開拓にも従事し、パートナー営業も実施しています。
この10か月の振り返りも含め、下記に実際の仕事内容を業界カットで共有します。
建設業:現地プロダクトの開発&現地パートナーとの商流構築
製造業:工場の売上最大化や人に関する業務効率化
店舗・オフィス:Safie Gateway2を用いた既存カメラのクラウド化
【建設業】現地プロダクトの開発&現地パートナーとの商流構築
日本でも活用頂いている建設業に関しては、LTE内蔵のクラウドカメラ「Safie GOシリーズ」の要望は市場調査段階から強くありました。
▼Safie GOシリーズ
“現場での煩わしい配線が不要でコンセントに挿すだけで使える”という部分が刺さり、利用希望が多くありましたが、当初、下記の課題がありました。
【当初の課題】
・Safie GOの利用ニーズはあるものの、金額が合わない
・買取ではなく、レンタルで利用したいという要望
この課題に対し、日本からそのままSafieGOを輸入するのではなく、ベトナム現地版のSafie GOを立て付けることにしました。
そこから開発を実行し、約4か月で販売開始。実際に販売開始の8月から現在まで、ベトナムにある数多くのゼネコン様にてご利用いただいております。
加えて、その中でレンタルで利用したいとのご要望も多くいただき、現地ディストリビューターや建機のレンタル会社を訪問し、Safieの強みを伝えながら協業パートナーとしての関係を構築しました。
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【製造業】工場の売上最大化や人に関する業務効率化
ベトナムの工場では人の手による工程が多く、ほとんどの作業に関する記録は紙ベースで保管されています。既存で利用しているカメラは防犯用途での利用が多い印象でした。
工程に人が多いため、工場の最大目標である売り上げの最大化に関して重要な役割を果たすのは”人”です。そのため、日本のような個別開発が必要なAIソリューションというよりは、より対象を大きくし、”作業員”に対するデータ取得をクイックにカメラでできるという提案を実施しています。
【当初の課題】
・製造工程は人による工程が多く、記録はほとんど紙にて実施されている
・人による作業のデータ(サイクルタイム等)の取得はアナログ的に実施している
セーフィーのカメラにはモーション検知というフラグ機能があり、それを活用して日次のデータを提出するなどの実証実験を実施しています。
加えて外部のデバイスとも連携し、より簡単にデータを取得できるようなソリューションを作っています。まだまだ改善が必要な部分も多いため、大崎本社の企画本部の皆さんにも協力していただきながらソリューション化を目指しています。
カメラ1台で作業員に関する様々な動作をデータ化し、そのデータを活用して適切な効率化が実現できるそんな世界を目指しています。
【店舗 ・オフィス】 Safie Gateway2のベトナム販売
ベトナムの工場やオフィスを訪問して驚いたのは、カメラの設置台数の多さでした。しかし、その多くは中華製のオンプレミス型カメラ(カメラ本体のほか、映像を記録する録画装置やモニターなどすべての機材を自社に設置して運用する)で、オフィスのような数台のカメラ設置に関しては、下記のような課題がありました。
【当初の課題】
・録画管理が大変:HDDの容量不足や録画漏れが頻発
・手間の多い運用:レコーダーの管理や更新作業に時間がかかる
こうした「現場の不便」を解消するため、既存カメラをそのままSafieクラウドに接続できる「Safie Gateway2」の販売を開始しました。
従来のカメラに代わる新たな製品である点に加えて、セーフィーの強みであるパートナービジネスを大きく生かせると考え、当初は直販のみでしたが、今では現地のカメラ販売会社と協業し、Safie Gateway2の専属パートナーとして販売拡大を進めています。
これにより、より多くの顧客にSafieの価値を届け、パートナー企業と一緒に市場を開拓しています。
4. 今後の目標:事業開発とチーム作り
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【短期的目標】 ベトナム法人を安定した収益基盤に乗せる
現在、ベトナム市場では日本に比べてクラウドサービスの普及が進んでおらず、映像データをクラウド上で活用する仕組みへの認知がまだ低い状況です。しかし一方で、AIによる画像解析などの新技術が先行して普及する可能性もあり、こうした市場の特性を踏まえた柔軟な戦略が求められています。
この課題に対応するため、セーフィーの7つのカルチャーの1つである「想像を超えろ」を軸に据え、日々PDCAを回しながら市場に最適化されたプロダクトやサービスを開発・展開していきます。特に、既存の枠組みにとらわれず、自分自身が想像していなかったほどの革新的な価値を創出することを意識しています。
加えて、現在は日系企業を中心としたアプローチが主体ですが、今後は現地パートナーとの連携を強化し、以下の市場開拓に注力します
ローカル企業:現地の文化やニーズに即した提案で市場シェアを拡大
外資系企業:特に韓国系企業をはじめとする外資企業へのアプローチを強化し、多国籍企業のニーズにも応える
これらの取り組みを通じて、セーフィーベトナムがクラウドソリューションの普及を牽引し、地域における不可欠な存在として成長できるよう尽力していきます。会社の利益が増えていくことでベトナムでの開発・企画など日本とはまた別の視点でセーフィーをよりローカライズ化することができると考えています。
ベトナム法人の収益基盤の安定化はもちろん、より広範な市場をカバーすることで、セーフィーのブランド価値をさらに高めていきたいと考えています。
【中長期的な目標】 新規事業の創出と映像プラットフォームの進化
私の中長期的な目標は、新規事業の立ち上げを通じて、セーフィーを「映像プラットフォーム」として更に拡大させることです。
セーフィーの事業ドメインである「映像」は、多くのサービスやプロダクトと高いシナジーを生み出す可能性を秘めています。
この特性を最大限に活かし、映像データとIoTを組み合わせることで、既存の枠を超えた価値を提供する新しい事業を創出していきたいと考えています。
具体的には、セーフィーの経営層が掲げる「両利きの経営」(既存事業の深化と新規事業の探索の両立)のもと、以下を実現することを目指します
・市場ニーズに合致したグローバル規模での新規事業の構築
映像とシナジーがある技術、分野を通して各国の顧客の課題解決に直結するプロダクトやサービスを開発。
・映像プラットフォームとしての進化
Safieカメラを起点に、様々な業界で付加価値を提供する仕組みを構築。
そして最終的には、セーフィーを日本国内だけでなく、グローバル市場でも圧倒的な映像プラットフォームに成長させたいと考えています。
そのために、新規事業を通じて映像の可能性を広げ、社内外のリソースを掛け合わせながら、より大きな価値を創出していきたいと思っています。
私が描く未来は、セーフィーが多くの業界にとってなくてはならない存在となり、映像を基軸にした新しいエコシステムを構築することです。それが、私自身の挑戦であり、セーフィーのさらなる成長につながる道だと確信しています。
5. 私から見たセーフィーとは?
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新卒でセーフィーを選ぶ意味
1.若手成長の最前線
セーフィーは、若手社員にとって「成長の最前線」といえる環境を提供しています。この会社では1年目や2年目の成果が十分に評価され、それを次のステップとなるポジションやプロジェクトに反映する体制が整っています。
現に私が2年目に海外拠点の立ち上げに関われたように、新たな挑戦をする機会が与えられ、裁量権を持って仕事を進めることが可能です。
そのためには「運とタイミング」が必要です。
セーフィーは事業の拡張性が非常に高く、会社として挑戦をし続けていくため、個人の挑戦機会の多さに非常に恵まれています。その機会が訪れた際に真っ先に声がかかるよう信頼を積み重ねていくことが重要だと考えます。
私たち0期・1期の場合は前例がなく、会社としても重大なプロジェクトを任せることに不安もあったのではないかと予測しておりますが、今は新卒の先輩たちが様々なキャリアを築いておりロールモデルが多数いるため、これから入社する方は、より新たなチャレンジがしやすい環境になっているのではないかと思います。
2.多様な経験を持つ仲間
また、「多様な業種からの経験を持つ上司」と一緒に働けることも、セーフィーを選ぶ大きな魅力の一つです。
これにより、自分自身を常にアップデートしながら成長を続けることができます。単に新しいポジションを任されるだけでなく、若手社員が成長を加速できるよう、優れた指導者のもとで経験を積める環境が用意されています。
例えば、1年目には、ある有名なセンサー営業会社出身の上司から営業の基礎を学びました。その後、ベトナム法人の立ち上げにおいては、コンサルティング業界出身の社長から直接指導をうけています。
特に、論理的思考や資料作成の質について厳しく指導されることで、自分に不足しているスキルを補うことができました。その甲斐あってか、最近では月に1度のベトナム経営会議にもプレゼンターとして発表する機会をもらっているため、経営層とも非常に近い距離で仕事をすることも可能です。
このように、セーフィーでは若手社員が経験や知識を積み上げながら、自らの成長を実感できる環境が整っています。様々な業種出身の方々の近くで仕事をすることで、自分には足りない武器を補うことができるというのも新卒でセーフィーを選ぶ意味があると思います。
3.圧倒的に面白いプロダクト
そして、なにより重要なのが"プロダクト"です。事業会社であるセーフィーには「映像プラットフォーム」という圧倒的に面白いプロダクトがあります。
当社はソフトウェアを主軸とした会社ではありますが、サービスとしてハードウェア(カメラ)も扱っていて、「クラウド×カメラ×AI」の掛け合わせを提供しています。そして、例えばカメラでいうと対応機種は100種類を超えるように、それぞれに豊富なバリエーションがあり、掛け合わせ方によって提供できる価値自体も変わってきます。
SaaSといえどハードウェアやAIも扱うこと、またデータを扱うプラットフォーマーとしての拡張性の高さなど、この事業が持つ可能性は非常に大きいと考えています。
また、社員一人ひとりが本気でサービスの価値を世に広めたいと考えているからこそ、その熱意と使命感に支えられた環境は、他では得られない充実感があると感じています。
日々、自分が本気で向き合うプロダクトを通じて、世界規模での社会課題を解決できるかを考える仕事は、単なる業務を超えた「面白さ」を感じさせてくれます。これは、事業会社ならではの醍醐味であり、セーフィーで働く大きなモチベーションになっています。
セーフィーに合う人とは?
下記3点の素質がある方は、セーフィーの環境が非常にマッチする方だと思います。
・自ら考えて行動できる人
・まかされた仕事・タスクに対して全力で向き合える人
・変化を楽しみながら挑戦できる人
セーフィーに限らず、裁量権が大きい企業であればあるほど、主体性の高さが求められます。サービスの裏側の仕組みまで知りに行く、わからないことはわかるようになるまで徹底的に考え尽くす、本を読み他分野のことについても常に新たな情報を得るなど、突き抜けたレベル感で日々邁進していくと、自分の力や結果にも結びついていきます。
そして会社自体が時代に応じてアップデートをしていく変化が大きい環境だからこそ、「変化を楽しめる心意気」も非常に重要です。
私自身も海外子会社の立ち上げメンバーに抜擢されるなど入社時は想像もしていなかったですし、今もなお1年後の姿が全く予想がつきません。挑戦の先には「まだ見ぬ景色」が待っているので、今の一回りも二回りも大きくなっていく自分や会社の未来にワクワクしています。
最後に、候補者の皆さんへ
「若いうちから挑戦したい」
「自分の力で道を切り拓きたい」
そんな想いを持つ皆さんにとって、セーフィーは最高の場所です。自分自身、社会人1年半で海外子会社の立ち上げメンバーに抜擢されるなど想像もしていませんでした。
自分の想像を超えるほど大きく、やりがいのある仕事を任せてもらえる環境がセーフィーにはあると確信しています。
是非一緒に成長し、映像から未来を創りましょう!
▼興味を持っていただいた方は、下記からご応募ください