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【新卒/イベントレビュー】第2回 2Daysアイディアソン開催

みなさん、こんにちは!
セーフィー株式会社 採用グループの宍戸です。

昨年に続き、今年も「2daysセーフィーアイディアソン2024」を開催しました!
夏の厳しい暑さが続く中、会場内では参加者たちの知恵と熱い議論が交錯し、新たなアイディアが次々と生まれました。

本記事では、そんな創造の瞬間を振り返ります。

▼昨年の開催の様子はこちら


アイディアソンとは?

「セーフィーの映像プラットフォームを活用し、社会の不を解決できる新しいプロダクトの立案」というテーマに対し、多様なメンバーとチームを組み、アイディアを出しながらプロダクト案を作っていただくプログラムです。
最終日には、経営陣が参加者の成果物を審査し、直接フィードバックを行います。

ハッカソンとアイデアソンの違う点は、ハッカソンがアプリケーションなどの成果物をつくることをゴールとしているのに対して、アイデアソンでは新たな発想などのアイデアを生み出すことをゴールとしている点となります。

アイディアソン企画の裏側

よりパワーアップしたインターンにすべく、2024年の1月から企画を開始しました。エンジニアメンバーと数多くの議論を繰り返し、細かなところまで設計を練り上げてきました。

アイディアソンはあまり知られていないコンテンツということもあり、どのくらいの方に興味を持ってもらえるのか心配していましたが…エントリー数はなんと400人超え!

数多くの学生さんと面接でお会いした結果、7月と8月合わせて46名の学生さんにご参加いただくことになりました。

企画への想い

昨年同様、アイディアソンで学んでほしいことを3つ用意しました。

1.自分ごと化する力 身近にある課題に対して、頭を捻らせば様々なアプローチができることを実感して頂く

2.課題を発見し解決へと発想する力 (一般的に)開発者が学ぶ機会が少ないと思われている「課題解決のための思考法」を身に着けてもらう

3.発想を形にする力 会社の中で合意形成を図るために押さえるべきポイントを学び、アイディアを形にするために必要なことを学ぶ

これら3つを設定した根源には 「自分の意思を企業の中で形にする力を養ってほしい」という想いがあります。
セーフィーでは"優秀な開発者としてだけではなく、頭を動かし自分の意思をプロダクトに反映することまで関わってほしい"と考えており、自分の意思を企業の中で形にする力を養う力を身につけていただくためにも、アイディアソンを企画しました。

アイディアソンの内容

テーマ:Safieの映像プラットフォームを活かし、新しいビジネスアイディアを創出せよ

テーマはあえて抽象度の高いテーマを設けることで、幅広い業界や課題の中から自分達が扱いたいものを自分達で決めていただき、ゴールから設定してもらうことを目的としています。
「多種多様な業界・課題のアプローチができる」というセーフィーの強みを活かして、様々なアイディアの創出を体感していただきました。

アイディアソンの流れ

1日目で事業プランを完成させ、2日目はプロトタイプ(配置図)で実現可能性の検証を行います。

バックグラウンドの異なるチームメンバーと議論し、アイディアを創出する難しさや楽しさを体感してもらえたと思います。
参加者からは「ITを使って何ができるかではなく、課題から考えてITで何ができるかということを考える難しさと面白さを感じました!」「この一年で一番頭を使いました…笑」というお声もありました!

開催レポート

ここからは、アイディアソン開催時の様子をレポートしていきます!

Day1

「もしかしたらみなさん、緊張しながらお越しになるかなぁ…」と思っていましたが、着席後からすぐにチームメンバーと打ち解けたりと、一緒に2日間を過ごす仲間のことを知ろうとする楽しそうなコミュニケーションが飛び交っていました。

ちょっとしたアイスブレイクの後は会社説明やオフィスツアーを行い、午後からワークに取り掛かります。

Day1のゴールは「事業プランの完成」です。
各ステップごとに講義(インプット)を挟むことで、順を追って学びながらワークを進められるようにしました。

<講義(インプット)一例>
・ビジネスフレームワークの理解
・課題とターゲットの深掘り方法
・アイディア創出方法

チームで講義開始!
みなさん真剣に取り組んでいます…!

サポーターと呼ばれるエンジニア先輩社員も積極的に入り込み、ワークのサポートを行いました。
「身近にある課題ってどんなものがあるかな?」「この事業プランの需要性とは?」など、様々な議論の声が飛び交っていました!

そして午後には、CPO(Chief Product Officer)の白石とVPoE(Vice President of Engineering)の谷口の2名から濃密なフィードバックがもらえる「中間レビュー」をチームごとに行いました
「市場で見た時の自社プロダクトの優位性」「ターゲットがそのプロダクトにお金を出すか」「その後スケールするか」といったビジネスを考える上で必要な視点を白石と谷口からフィードバックしていきます。

フィードバックを受けて、事業プランの内容をブラッシュアップするチームもいればピボットするチームもいたりと、チームの方針がここで固まっていきます。
どのチームも、この段階で一気に結束力が強くなり、どんどん真剣な眼差しに変わっていきました。

Day2

Day2のゴールは「事業プランを実現可能性のあるシステムに落とし込む」です。

Day1で完成させた事業プランを元に、プロトタイプ(配置図)を作成したりロードマップやPoC計画を作成していきます。

Day1同様、必要な講義(インプット)を行った上でワークに取り掛かりました。

<講義(インプット)一例>
・配置図、システム、UMLとは何か
・POC/ユーザヒアリングについて
・Biz要件(売り方)の必要性

Day2でも白石と谷口の中間レビューの時間を設けており、Day1で考えた事業プランに加えて、事業プランの実現可能性について一緒に煮詰めていきます。

白石と谷口からは「どのチームもそれぞれの個性が光っており、とても面白い事業プランばかりでした。みなさん全力で取り組んでいる様子が見え、僕たちも全力で一緒に取り組みました」と話しており、チームへの想いが溢れていました。

午後は経営陣へのプレゼンテーション(最終発表)を控えているため、発表資料の作成にも力を入れていきます。
最終仕上げを行いながら、中には発表の練習をするチームもいたりと、これから始まる最終発表に対し高い熱量が感じられました。

プレゼンテーション

いよいよ経営陣に向けた最終発表です!

▼審査員

【7月の審査員】CTOの森本、CFOの古田、VPoPの植松の3名
【8月の審査員】CEOの佐渡島、CTOの古田、VPoPの植松の3名

どのチームも非常にレベルの高い発表内容で、一生懸命発表をしているみなさんを見届けていた私も込み上げる想いがありました。

2日間という短い時間の中でチームで議論し、みんなで一緒に悩みながらも自信を持って発表できる事業プランを練り上げてきた様子から、初日とは違う表情や成長性が感じられ、伸び代の高さにとても感動しました。
発表後は審査員から難易度の高い質問がありましたが、どのチームも臆することなく回答をされており、審査員も「とても面白い事業プラン!」「自分達も使ってみたい!」と称賛していました。

表彰式

今回のアイディアソンでは「最優秀賞」「異才一体賞」「チームMVP」の3つの賞を用意しました。

最優秀賞・・・審査基準に基づき審査員が選ぶ、今回のワークの優勝チームに贈られる賞
異才一体賞・・・チームワークが最も良く、一体となっていたチームに送られる賞
チームMVP・・・
チームメンバーの中で「この人はMVPだった!」という方をチーム内で投票し、一番票数が多かった方に送られる賞

どのチームの発表内容も本当に素晴らしく、議論にはかなり時間がかかり「どのチームのアイディアも良かったから決められないね、難しいね」という審査員の本音が漏れていました。笑
それだけ素晴らしいアイディアが創出されたということだと思います。参加されたみなさん、本当に素晴らしいです!!!

異才一体賞
最もチームワークが素晴らしいと評価されたのは…

【7月】ホイヘンス
【8月】ゲコメガネ

7月はホイヘンス、8月はゲコメガネのみなさんが表彰されました!
この2つのチームはとくにコミュニケーションを大事にされており、それぞれの個性を活かしながら楽しんでワークに取り組んでいる様子が見られました。
景品は「ハーゲンダッツセット」と「ワイヤレス充電器」です!おめでとうございます!

チームMVP
7月と8月合わせて10名の方が表彰されました!
(※個人名が記載されているため、本記事ではお写真の掲載は控えさせていただきます)

チームMVPに選ばれたみなさんは、チームの中でも率先して行動し、メンバーからも熱い信頼を獲得されていました。
景品は「選べる!経営陣との1on1チケット」です!
セーフィーの経営陣とフラットに1on1ができる限定チケットで、セーフィーに関するお話だけでなく就職活動の相談などもできる特別なチケットです。
おめでとうございます!

最優秀賞
気になる今回のワークの最優秀賞チームは…

【7月】超Safie
【8月】ファンタジーサマー

7月は超Safie、8月はファンタジーサマーのみなさんが表彰されました!
2チームどちらも発表内容のクオリティが最も高く、課題設定の面白さや課題の出し方が多方面的なところが評価され、見事受賞となりました。

景品は「豪華お肉セット」と「選べる!経営陣との1on1チケット」です!
みなさん、おめでとうございます!

懇親会

アイディアソン終了後は懇親会!審査員や2日間を共にしたサポーターも含めてちょっとした打ち上げを行いました。
チーム同士はもちろんのこと、他のチームメンバーやセーフィー社員とも交流を行う中で、一緒に写真を撮ったりアイディアソンの振り返り話で盛り上がったりと、とても楽しい時間となりました!

アイディアソンを振り返ってみて

半年間の準備期間の中で、常に考えていたのは
「学生さんにとって有意義な時間になること」
「新たな学びを持ち帰っていただくこと」
「チームで課題解決に取り組む体験を楽しみながら得てもらうこと」
の3点でした。

遠くからオフィスにまで足を運んでくださった方や、アルバイトや授業をお休みしてまで参加してくださった方など、貴重な時間を使ってくださったことへの感謝が大きく「絶対に成功させる!」という気持ちで無我夢中でした。

その結果、参加してくださった方から以下のような嬉しいお言葉をいただくことができました。

“本当に社会の役に立つアイディアの出し方を学ぶことが出来ただけでなく、これから生きていく上で大事なことも教えてくださった

経営陣から忖度のないフィードバックをいただき、とても貴重な機会となった

“エンジニア職を志望する中で、プロダクト設計は遠いようで、とても身近なフローだと気づくことができた

“チームで各々のアイデア・思いをぶつけ合ってブラッシュアップできた経験は大きな経験と価値観となり、学生時代の成長をより一段ステップアップさせてくれた。特に、自分ごと化した問題と経営視点を融合させる際の難しさに気がつけたのは、非常に嬉しかった”

※参加者アンケートより一部抜粋

参加者アンケートでは、アイディアソン参加満足度は全員の方に「満足」「大変満足」とご回答いただき、7月と8月合わせて満足度100%という結果でした!きっと、私一人だけではこのような満足度の高いインターンにはできなかったと思います。
社内のエンジニアメンバーの方々、サポーターのみなさん、人事総務メンバー、そして参加してくださったみなさんのおかげで、心に残るインターンになったと感じており、心から感謝しています。

今回のアイディアソンを通じて、セーフィーのカルチャーでもある「異才一体」を体感することができました。

そして、参加してくださった学生のみなさん、
数多くのインターンの中でも、セーフィーのアイディアソンを選んで参加していただき、本当にありがとうございました。
みなさんにとって、新たな仲間や学びを得る機会になれていたらとても嬉しいです。

<7月参加チーム>
・ホイヘンス
・okome
・豚骨塩
・超Safie
・アームカール

<8月参加チーム>
・ゲコメガネ
・ミッドサマー
・ファンタジーサマー
・TriO
・異県

おわりに

セーフィーでは「新卒4期生」となる2026年新卒採用を開始しました!
少しでもセーフィーに興味を持ってくださった方は、以下ページよりご応募ください。
「まずはフラットにお話してみたいな」という方、カジュアル面談も大歓迎です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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