見出し画像

地震建替え保証Gladとは?

弊社が2022年から取り扱いをはじめました新しいサービス、地震建替え保証『Glad』について、よく頂く質問をまとめましたのでご覧ください。


■ Gladとはどんなサービスですか?

御社が引き渡した新築住宅が、地震で倒壊した場合に、その建替えを保証するサービスです。


■どんな住宅が対象となるの?

耐震等級3(及び等級3相当)の新築戸建住宅です。


■どんな地震でも対象になるの?震度7も対象?

計測震度6.8以下の地震が対象となります。

「6.8以下なら、震度7は対象外なんだ!

と思われるかもしれませんが、計測震度ができた1996年以降の震度7の巨大地震はすべてGladの保証対象となっています。

震度7の地震ときいて皆様がイメージされる、熊本地震東日本大震災新潟中越地震も全て対象です。

※阪神大震災は1995年なので計測震度が採用される前の地震


■どんな被害が保証されるの?


半壊以上の損傷を受けた住宅の建物部分が保証対象となります。

「なんだ、50%以上の被害じゃないと保証されないんだ!」

いざ被災すると判定を厳しくする可能性もあるよね…」

と思われるかもしれませんが、
この判定は市町村が行う罹災証明書で確認します。

しかも、その認定基準も決められていて

・20%以上で半壊
・50%以上なら全壊

です。

客観的に判定され、20%以上の被害なら対象に!


■なぜGladをはじめたの?


2016年の熊本地震がきっかけです。

数百年に一度と言われた震度7の巨大地震が続けて発生し建築業界に衝撃が走りました。

比較的安全とされていた1981年以降に建てられた住宅も、
10年の瑕疵保証がついた2000年以降の新しい住宅でさえも、
下記の図のように倒壊や全壊の被害が生じたのです。

被災者のご家族にとっては、新築間もないマイホームに、もはや住み続けることができないという現実が待っていました。

一般社団法人くまもと型住宅生産者連合会 資料より

「火災保険とセットで地震保険をかけていれば…。」
「何か公的な支援があるはずでしょ。」

と思われるかもしれませんが、

地震保険は自宅の再建が目的ではない為、最大でも建物評価額の50%しか支払われません

国からの支援も、実際に必要な費用と比べると、非常に少額なものとなっており、国も様々な地震対策を講じることを推奨しております。

内閣府 防災情報のページより

今、一般の人でもYoutubeやSNSなどで気軽に自分の考えを発信できるようになっており、「地震保険は不要!」と地震リスクを軽視するような内容も目立つようになっています。

しかし、マイホームは生涯で最も高価な買い物の一つです。

同じYoutubeでも保険の専門家やファイナンシャルプランナーそして不動産投資家などは、「高額な資産にこそ保険や保証といったリスク対策が必須」という意見が多いのも事実なのです。

なぜなら新築住宅が被災すると、住宅ローンの支払いは残ったまま新しい住宅再建費用が発生する二重ローンのリスクがあまりに大きいからです。

阪神大震災の翌年に創業した弊社の理念は、
地震大国日本でも安心して住み続けることができる防災社会の構築です。


■地震大国日本で、安全・安心な住生活とは?


首都直下型地震、
南海トラフ地震、
再び神戸・新潟・東北・熊本などで巨大地震が発生する確率など
巨大地震はいつ発生してもおかしくありません。

下記はマグニチュード6以上の大地震が発生した箇所を赤い点で示した地図ですが、世界の人口の2%に満たない日本で、20%以上の大地震が集中しています。

東京大学地震研究所 資料より

地震は、地球を覆う約10のプレート同士がぶつかり、強い力が働くことで発生すると言われています。(プレートテクトニクス理論)

気象庁HP 地震発生の仕組み より

このプレートの4枚が日本列島の下にあることが、日本は地震大国と言われる所以です。

気象庁HP 地震発生の仕組み より
気象庁HP 地震発生の仕組み より

創業から25年以上、既存住宅の耐震化に取り組んできましたが、熊本地震以降は新築住宅の耐震等級3の普及にもこの『Glad』を通して貢献していきたいと考えております。

既存住宅は評点1.0以上
そして
新築住宅は耐震等級3+Glad

耐震社会の構築を理念に掲げた弊社のパーパス(社会的存在意義)です。



Gladに関するご質問や弊社取扱い商材についてのお問合せは下記までご連絡ください。


エイム㈱ 大阪特販事業部 担当 田中


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?