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『人を変える九原則』のまとめ

人を変える必要が生じた場合、つぎの事項を考えてみるべきだ。

1.誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。

2.相手に期待する協力は何か。明確に把握せよ。

3.相手の身になれ。相手の真の望みは何か?

4.あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?

5.望み通りの利益を相手に与えよ。

6.人にものを頼む場合、その頼みが相手の利益になると気づくように話せ。

これで、必ず相手から良い反応が期待できると考えるのは、やや単純すぎる。
だが、少なくともこの原則を応用しなかった場合に比べると、相手を変える可能性は高くなる。
これは、大勢の人が経験している。
もし、わずか10%でも成功の確率を高めたとしたら、10%だけ人を変える能力を高めえたことになる。
そして、これこそ、その努力がもたらす”利益”なのである。

「人を動かす」~喜んで協力させるの章~

一つ一つを見ると、当たり前のことを言っていると感じるが『人と接する時に出来ているか?』と自問すると全てを意識しているとは言えない。

忙しいと尚更で『言われなくてもやって欲しい』、『何でそんなことも分からないんだ?』などと傲慢な気持ちが出てきてしまう。

逆に、この原則を意識して相手と接しても相手がこちらの話を理解しない事も多々ある。
忙しい、余裕がないという状態は理解力や寛容さを低下させる

医療の現場でもコミュニケーションやチーム医療の重要性が叫ばれている。
でも、実際には…

医師に伝えなければいけない情報があるのに『忙しい時に話しかけると機嫌が悪い』という理由で医師の機嫌をうかがっていてスムーズに情報が伝わらない。

患者さんには一生懸命よい対応をするが、同僚に対しては挨拶すらしない。

人の意見に否定ばかりするので話し合いが進まない。

などなど

『原則を当てはめても10%も変えられないよ😥』

と思う光景が繰り広げられている。

でも、「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」という安西先生の言葉が聞こえてくる。

職場で頑張り過ぎて消耗すると家庭にも悪影響が出るので、

家庭>自部署>関わりのある部署>病院全体>世界

位の優先順位で原則を当てはめ続けてみようと思います。

少しでも、自分と周りの人たちが生きやすくなるように😁

次回からは『幸福な家庭をつくる七原則』の章に入るのでお楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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