見出し画像

心配や不安は的中しない事のほうが多い?

人は、まだ起こってもいないことを恐れ、心配する。

僕自身もコロナワクチンを接種したことで酷い副反応が出るんじゃないかと心配していました。
実際に僕の部下は二回目の接種をした夜に40℃の熱を出していましたから😓

まあ、副反応に関しては個人差が大きすぎるので当てはまらないかもしれませんが、今日の「道は開ける」のお話は心配や不安との付き合い方についてです。

危機管理という面で危険やトラブルを察知することは必要です。
僕は今回、自分が発熱して出勤出来なかった時のために勤務の調整をしました。
不安があたっても仕事に支障がないようにするためです。

では、良くない心配や不安とはどんなものでしょう?

本の中で紹介されていた人物は少年時代から心配症でこんな心配をしていました。

「生きたまま埋葬されたらどうしょう!」

雷雨が来ると「落雷で死んだらどうしよう!」

不景気の時は「飢えるのが心配!」

「死んだら地獄に行くのではないかと心配!」

年上の少年サムが私の大きな耳を切り落とすのではないかと心配(実際にそう脅されていた)

帽子をとって挨拶をしたら女の子に笑われるんじゃないか心配

私と結婚してくれる女性は一人もいないのではないかと心配

結婚式の後で妻に何を話したらいいか心配

子供らしいなと思う事から、自分でも『あ~そんな心配したことあったな~。結婚できないんじゃないかとか。』と思うことまで彼は本気で心配して物凄く悩みました。

月日が経ったある日、彼は気づきます。

心配したことの99%は結局起きなかった!

と気づいたのです。

例えば、

落雷で死ぬ確率は35万分の1以下

死体の防腐処理が普及していない時代でも(アメリカは土葬なので)

生きたまま埋められる人は1000万人に1人もいない

つまり、

それが心配に値することかどうか統計的に理解して、くよくよ思い悩むのをやめれば、あなたも私も今すぐに、心配や不安の9割が消えるだろう。


実は心配や不安のほとんどが想像からきている。

過去に起きてもいない事や、起きていたも極めて確率の低いことが自分の身に降りかかると心配してしまう。

そんな時は、心配や不安に思っていることに関する記録を調べて法則性を知ることは悩みを消すことに役立つ。

医療安全の研修を受けた時に事故の重大性と確率の話がありました。

飛行機の墜落は被害は甚大だけれども確率が極めて低いので飛行機が飛ぶことは一般に受け入れられている。

包丁で手を切ることは手を切っても死にはしないので受け入れられている。

という話。

確かに過去の記録で飛行機に乗って死亡する確率は0.0009%。車に乗って死ぬ確率の33分の1という事を考えると「飛行機は危ないから乗らない」と言いながら車に乗る人がいるのは不思議な事だと感じる。

包丁に関しても、ミスや事故を起こしてはいけないという観点から言うと、「手をケガするような危険な物を一般に販売しているのはおかしい!」という事になりかねない。
でも、そうなっていないという事は『包丁で手を切るというリスクは広く受け入れられている』という事になる。

結局のところ、日常生活でも医療安全でも「実際の発生確率や被害をりかいした上で『それは受け入れられる物か?』を考える」という事が余計な心配や不安に押しつぶされない秘訣と言えそうです。

コロナワクチンを接種して副反応を心配していた僕ですが…

今日は熱もなく腕の痛みもひいてきて元気です!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊

いいなと思ったら応援しよう!