全てをプラスにとらえる
未来のためにできること。
まだ約一年たたずだが、未来のために生き始めた。
なぜかというと、人は死んだらまた生まれ変わる。
そんなことを信じ始めたからだ。
昔からこの地球に優しくしたい気持ちは持っていたがどうせ死んだら終わり。
地球だって滅びたら終わりじゃないかと、ちょっと投げやりだった。
と言いつつも、自分の子孫が悲しい思いをするのは嫌だし、環境問題には心を痛めている自分もいた。
昨年、夫は突然不慮の事故で死んだ。
心の底から死んでも生まれ変わっても一緒にいたいと思った最も愛する人間だ。
そんなことをにわかに信じている自分は、死んだら終わりではないと信じているじゃないか!
自分も死んだら、また夫と共にこの地球に生まれたいと思った。
夫と死んでも繋がりたいという思いから、自然に限りなく近づいたら繋がれるのではないか。
そんなことも思うようになった。
またいつか生まれ変わったとき、この地球は存在していてほしい。
豊かな自然に囲まれ、愛にあふれた地球であってほしいと思った。
ただその思いだけで可能性があるのならばと
私は生き方をシフトチェンジした。
頼りにしていた夫が死んで、他人軸の自分も一度死んだと同じである。
この先、私の命の限り地球に奉仕をしながら生きよう。
そう思った。
地球には、人の暮らしに必要なものは自然界に全てそろっている。そんなことも知った。
今だにガソリンの恩恵を大いに受けてしまっている生活は心が痛いが、衣食住の可能な限り自然の恩恵からできた循環する物を使う。
衣は長く着、服や布製品も土壌を汚さず自然に還るものを選択。
食は調味料から余計な物を使わないナチュラルな物。
自然の力のみでできた野菜をなるべくチョイス。
動物は可哀想という理由で罪悪感があるものは避ける。
野菜の自給率は、まだ低いが自宅で作り100%を目指したい。
住は全ての洗剤を浄化作用のある環境に優しいものにチェンジ。
食も洗剤類もスキンケアも薬もできるものは自分の手で作っていきたい。
女を捨てたわけではないが化粧もやめた。
ありのままでいいと思った。
ただ、子どもに白髪は染めてと言われて、天然成分でできたものを…笑
海に行けばゴミを拾い、全ての自然に感謝をする。
全てちっぽけな行動で1人の力ではどうにもならないとは思うけれど、1人が信じていれば、それが波のように派生していくのではと信じて。
自分が何をしたいのか、夫のおかげで少し見えて来た気がする。
そう生きてみる。