佐藤莉生

どうも、初めまして。 趣味の一環として作品が出来上がり次第 随時投稿していきたいと思います。 創作初心者で度々ご迷惑をかけるかもしれませんが 皆さま、どうかよろしくお願いいたします。

佐藤莉生

どうも、初めまして。 趣味の一環として作品が出来上がり次第 随時投稿していきたいと思います。 創作初心者で度々ご迷惑をかけるかもしれませんが 皆さま、どうかよろしくお願いいたします。

最近の記事

カクヨムにて作品を投稿しました。 何とな〜く気が向いたらで構いませんので、閲覧してみてください。

    • 山林地帯に捨てられていた手帳【創作】

      2023年10月7日。 私は湯治目的で東北地方某県の山間部にある繰馬温泉(くるまおんせん)という名の温泉地を訪れており、自堕落で開放的な時間を過ごしていた。 宿泊している旅館の裏山には天然の温泉、俗に言う野湯があるという情報を仕入れ、私は好奇心からそこへ行ってみることにした。無論、その為の準備もしてきている。 獣道をひたすら歩いていくと、小さな清流の向かうに湯気が立っているのが見える。更に奥へ進むと、源泉と小さな沢が合流している場所を発見した。何やら男女の話し声も聞こえる。恐

      • 短編•第九話【創作】

        専門学校時代の知人である内海君から聞いた話。 内海君は専門学校を卒業した後、コロナ禍による就職難で内定先が決まらず、地元の鹿児島県霧島市の隼人町へ帰省した。 実家に帰ってからはアルバイトをしながら、家業である稲作の手伝いも兼用して行っている。といっても両親からは、あまり農作業に向いていないと思われているらしい。そのためトラクターに乗ったりといったことはせずに、米の精米などの比較的簡単な仕事を任されることが殆どだという。 「今年のつい最近のことだったと思う。自宅近くのコイン精

        • 短編•第八話【創作】

          専門学生時代にカラオケボックスでアルバイトをしていた頃。当時の私より3つ歳上の柴崎さんという男性従業員がいた。顔がジャニーズに所属していそうなほどのイケメンで、女性の従業員のみならず同年代の女性のお客さんからアプローチをかけられるほどであった。 ある日。私は柴崎さんに二人で飲みに行こうと誘われた。何でも誰にも打ち明けてない秘密を教えたいのだという。いざ酒の席について。彼から打ち明けられた秘密なるものは、至極くだらないものだった。 「実はオレさ、お腹フェチなんだよ。女性のお

          雑記:行きつけの拉麺店

          JR石巻駅から徒歩で11分。 国道398号線を通って車でお越しになる方は、一方通行の道があるので回り道する必要があるのでご注意ください。 少し、店名が見切れていますね。 Googleマップ先生によれば、石ノ森萬画館からは9分とのことです。今回は店名がちゃんと写っていますね。 目的地である『横浜豚骨醤油 ラーメン佐原』さんへやって参りました。 以前はラーメンといえば味噌一択でしたが、最近は家系ラーメンも好きになり始めました。車で行ける範囲で家系が食べられるのは、本当にあ

          雑記:行きつけの拉麺店

          雑記:地元を散歩

          宮城県登米市、北上川を跨ぐ錦桜橋。 その河川敷にある、とある場所に向かっています。 橋の下から見ると、このような感じです。 歩きます。 見えますでしょうか? 目的地です。 更に歩き続けます。 目的地が近づいて来ましたね。 ❶相模土手 慶長10年(西暦1606年)のこと。時代でいうと安土桃山時代と、江戸時代を跨ごうとしている頃。 仙台藩の藩主である伊達政宗公の命で、家臣である登米城主の伊達相模宗直に、古くから水上交通網の役割を果たしてきた北上川の改修工事を行うよう

          雑記:地元を散歩

          仕事で疲れた体に沁みますね。

          仕事で疲れた体に沁みますね。

          短編•第七話【創作】

          それは午後に取引先と打ち合わせを終えて、 会社へと戻る途中での出来事であった。 「僕を写真なんかに収めても面白くないと思いますよ?素晴らしい被写体なら、街中にたくさんいるでしょう。」 「私はこれまで、スーツを着た方を撮影したことはありません。何と言いますか、仕事を終えて充実感に溢れた顔をしていらっしゃるなと思いまして。仕事を頑張る人の姿が撮影できると思って声を掛けてみた次第です。」 テレパシー能力者を思わせる発言をした 彼の名前は須藤満。27歳。 ミッチという名義で活動し

          短編•第七話【創作】

          短編•第六話【創作】

          男 性:本日はご足労をいただきまして、誠にありがとうございます。 女 性:いえいえ、ではよろしくお願いします。 男 性:よろしくお願いします。では最初に弊社の調査員がリサーチを行った結果についてご説明致します。令和現在では、件の言葉はまだ使われている方が多いことが分かりました。 女 性:本当ですか?すっかり死語は確定しているとばかり思っていました。 男 性:えぇ。私もこの結果を知って驚きました。ただ、昨今ではネガティブな意味、ひいては半ば悪口として使われていることも事

          短編•第六話【創作】

          ちいさな怪談小説

          小さいですね。 ……という訳で、また背筋さんの作品を 書店で見つけたので買いました。 その名も『口に関するアンケート』 読んだ感想を書いていきたいと思います。 【⚠️ネタバレ注意です】 この作品は、珍しく最初のお話から ネタバレ要素が罠のように散りばめられている ように感じました。 『近畿地方のある場所について』 『穢れた聖地巡礼について』 のように、今作も登場人物たちのドラマ要素が 見事に描写されていました。 たとえ短い物語でも丁寧にバックボーンが 描かれてい

          ちいさな怪談小説

          #夏の1コマと聞いて

          noteを始めて一ヶ月ほど経過します 佐藤莉生(さとうりお)です。 初心者の残り香がまだ漂う 僕の記事にスキをしてくださった皆様 僕のアカウントをフォローしてくださった皆様 本当にありがとうございます❗️ これからも日々精進して参りたいと 思っている次第です。 何卒、よろしくお願い致します。 現在、noteにて#夏の1コマという 『夏らしい写真』をシェアする企画を ご存知でしょうか。 とはいっても…… 今年は台風がやってきたものですから 夏らしい写真はあまり撮れませ

          #夏の1コマと聞いて

          本を買いました(1)

          『公益財団法人 日本産婦人科学会』さんが出版に関わってる訳ではなさそうです。👶 これは間違いなく、ホラー小説。 ……という訳で、昨日発売された 『近畿地方のある場所について』で話題となった ホラー作家、背筋さんの新作である 『穢れた聖地巡礼について』を買いました。 ❶ 簡単なあらすじ特徴的なのが主となる3人の登場人物です。 考えや価値観の異なる3人の人物たちにより、 物事が進んでいきます。 それにより、幽霊や心霊現象に対して斜め上な 違った考え方を知ることができるので

          本を買いました(1)

          短編•第五話

          東北地方の海沿いの街には妖怪伝説がある。 その名も線香花火の精。いかにもな名前に吹き出しそうになってしまったが、会社の後輩の仲野君が真剣な顔で話すので堪えることにした。ここで線香花火の精について簡単に紹介する。 察しの良い人は想像できるかもしれないが、線香花火の精は実に人間的な妖怪である。 言い換えれば、普通の人が線香花火の精のフリをすることだってできる訳だ。側から見れば、人混みに紛れている線香花火好きの人なのだから。 更に言えばこの街には花火工場があり、主力商品が線香花火

          短編•第五話

          短編•第四話

          普通免許取得のために自動車学校に通っていた頃の話。当時、実習などで関わる機会が多かった竹内さんという男性の教官から奇妙な話を聞いた。 「俺が教習所へ通ってた時は、教官が鬼みたいに怖くてさ。行く度に毎回泣かされてたよ。」 「時代が時代ですからね。」 「後、一風変わった指導の仕方をしてた教官がいたのをよく覚えているよ。」 その教官、後藤さんは何でもカセットテープを流しながら実習を行うそう。路上教習では類を見ないやり方だが、不思議なもので後藤さん考案のこの特殊な実習方法で安全運

          短編•第四話

          短編•第三話

          自宅近くのラーメン屋で中華そばをすすっていると母親からLINEが来た。どうやら閉幕したパリオリンピックの感想を私に聞いているようだ。 耳を疑うかもしれないが、私は開会式から閉会式までオリンピックを見ていない。ニュースでダイジェスト映像をちょこっと見ただけである。元々スポーツに強いコンプレックスを抱いていたため、憎いほど嫌ってはいないが、オリンピックを始めとしたスポーツ中継はあまり見ないのだ。 その旨を返信すると、今度は母親から電話がかかってきた。「社会人なら話題作りの為に見ろ

          短編•第三話

          好きな曲について♫

          皆さんこんにちは。 noteを始めて3週間ほど経過します 佐藤莉生(さとうりお)です。 初心者の匂いがそこはかなとなく香る 僕の記事にスキをしてくださった皆様 僕のアカウントをフォローしてくださった皆様 本当にありがとうございます❗️ これからも日々精進して参りたいと 思っている次第です。 何卒、よろしくお願い致します。 今回は【創作】ではなく、 僕についての自己紹介の一部を していきたいと思います。 好きな曲についての紹介です。 ❶ ザ・クロマニヨンズザ・ブルーハ

          好きな曲について♫