<産経抄>神様が遣わした「12人目」の選手、賀川浩さんを悼む2024/12/13
「体罰は悪だと一方的に決めつけるのではなく、このままいくと道を踏み外すかもしれないという子供には、親が先生が鬼気迫る形相でやむにやまれず手をあげることもあるだろう。そこには人間同士の魂と魂のぶつかり合いがある」川淵三郎
>サッカーの日本選抜チームが、ソ連時代のモスクワから招いた強豪チームと引き分けた。昭和37年、東京五輪の2年前である。その試合で得点した川淵三郎さんは、翌日の新聞記事を切り抜いて、いまも大事に持っているという。
>試合前日に大阪で結婚式を挙げ、その日のうちに東京の選抜チームに合流していた。<これは新婦に捧(ささ)げる点だ>。チーム事情に通じた記者の愛ある一筆が、川淵さんの胸を打った。書き手は、サンケイスポーツ記者(当時)の賀川浩さんである。
OBとはいえ会社の身内に「さん」はどうなの?
>自著『このくにのサッカー』の一節。<物事には必ず「これまで」があり、先人たちが残してきたものがあるからこそ「これから」が生まれる>。先の大戦では、特攻隊で出撃を待つうちに終戦を迎えている。死を覚悟した経験が、歴史や先人の歩みへと目を向けさせたという。
命拾いしたからこそ仕事で活躍し天寿を全うできた
もし戦争がなければ死なずに済んだ人たちがそれぞれの人生を歩めたのに
もし安倍晋太郎に出撃命令が出ていたら歴史が変わってたなw
>営まれた告別式では、参列した関係者に向けて賀川さんの肉声が流れたそうである。「進歩を止めないように」と。思えば、サッカーの神様が地上に遣わした12人目の選手ではなかったか。空の上でいまも、叱咤(しった)の筆を振るい続けているような気がしてならない。
スポーツをする余裕と平和それとこどもたちが憧れるヒーローがいて
競技人口が増えなければ次世代の選手が育たない
旧ソビエトのような国営チームで危険なトレーニングやドーピングをも辞さない勝利至上主義は良くないですよ
体罰もねw