『語学の天才まで1億光年』高野秀行 著より
p76より
あとで気づいたが、外来語の単位と同時に数詞まで置き換わってしまったのは日本語も同じだ。やまと言葉での数え方は一つ、二つ、三つ……だが、「」「枚」「個」「本」といった中国語の助数詞が導入されると数詞まで「一枚、二個、三本」といった具合に、中国語に侵食されてしまった。
大爆笑しながらしみじみさせられる『謎の独立国家ソマリランド』で有名な高野秀行さんが言語についていろいろ体験談と共に教えてくれる本でした。
外国語を知るのはとても面白くめっちゃ楽しそうで良いなと思わさせてくれます。
ちょっとスペイン語しよかなと思ってしまいました。
引用は、リンガラ語(アフリカ コンゴ川域の共通語)が西洋的な時間や距離の単位が付くと宗主国のフランス語の数詞を使うのと同じように、日本語でも単位が付くと中国語になっているお話より。
そう!
あまり意識してないけど、言葉として日本語だけでは意味が判らないし長くなるから中国語からとっていたのが、英語からそのまま使うようになっているのと同じです。
アジェンダ!ベンダー!デフォルト!