魔の三角海域とゴジラ−1.0
多くの船舶が何の痕跡も残さず消えてしまうことで知られている「魔の水域バミューダ・トライアングル」。
謎の消失事件の原因は、大昔は海底に潜む怪物クラーケンによるものとされ、近代になってからはこの水域に「異次元に通じる穴がある」とも囁かれた。
最近では「ブローアウト現象」の可能性が指摘されている。これは水域の深海底から噴出したメタンハイドレート由来のメタンガス気泡に取り巻かれた船舶が、深海に引き込まれてしまう現象である。深海の水圧に圧縮された船舶は、痕跡を残すことなく消失する。
(「ゴジラ−1.0」にフロンガスの気泡でゴジラを深海に落とすワダツミ作戦が描かれたが、同じ原理である)
しかしバミューダ・トライアングルでは船舶だけでなく、アベンジャー戦闘機5機等航空機の消失も報告されているから、これだけで全ての謎が解けるわけではないのだ。
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