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VRChatで嫌われない会話術:否定しない会話

皆さんは普段、VRChatでスムーズにコミュニケーションが取れていますか? どれだけ会話が得意な人でも、ある“たった1つの行動”によって、一瞬で相手に嫌われてしまうことがあります。

しかも、この行動は無意識に行われがちです。それが 「否定」 です。

今回は、相手を否定するとどうなるのか、どのような行動が否定にあたるのか、そして否定しないための工夫について詳しく解説していきます!

否定するとどうなるのか?

人は否定されると、自分を守るために相手を「敵」とみなす心理が働きます。その結果

イライラする

不信感を抱く

繰り返されると恨みに変わる


また、人間はいい点より悪い点のほうがより目立ちやすいです。たとえいい点が沢山あったとしても悪い点が少しあればそれが悪目立ちしてしまうなんてこともあります。
あなたがどれだけ優しくてコミュニケーションが上手だとしても相手を否定してしまうとそれが悪目立ちしてしまい結果的に人は離れていってしまいます。

一方相手の事を認める(共感)事は相手に安心感を与えることができます。
人間は安心感を与えてくれる人に近づく傾向があるため自然とコミュニケーションも上手くいきます。
この事については以下の記事で詳しく説明しています。
よろしければ読んでみてください
【URL↓】

実は無意識に相手を否定している?

私たちは意識しないうちに、相手を否定してしまうことがあります。例えば
「相手の話を遮る」
「相手の話を聞かない」
「ながら作業をしながら話す」
「ぴょんぴょん跳ねながら話す」
「不要なアドバイスや正論を言う」

あなたは知らないうちにVRChatで人と話す時に否定をしてしまい、あなたの周りから人が離れていってしまってます。

では、具体的にどんなシチュエーションで否定になってしまうのか、例を見ていきましょう。

アドバイスや正論は否定になる

相手が求めていない限り、アドバイスや正論は 「ただの否定」 になってしまうことがあります。

ケース①:お砂糖と会いたいという話題
A「お砂糖とリアルで会おうと思ってるんだよね〜」
B「相手がお砂糖相手だとしてもネットの関係の人と会うのは危険だよ、SNSのトラブルは年間7万件も報告されているんだ、リスクを考えて合わないほうがいいよ」
A「あっ……そうだね……」

Aさんはただ雑談がしたかっただけですが、Bさんが善意でアドバイスをしてしまい、会話が冷めてしまいました。

このように明らかに善意のアドバイスだとしても相手からすればただの否定であり、余計なおせっかいになってしまっています。

次に私が実際に体験した事例をご紹介します。

 ケース②:趣味を否定される
A「フワトリさんの趣味ってなに〜?」

私「趣味は最近始めたブログ投稿かな~、今はPV数より毎日書くことを習慣化していくんだ〜。でもいつかは色んな人に読んでもらってみんなの得になるブログかけるようになりたいな〜」

A「ブログって古くない? もう無理だよ」

私「あはは…確かに厳しいかもね…。」

A「それに頑張れる気力あるなら英語でも勉強したら?読んでもらえないブログより自分のスキル磨いたほうがいいっしょ?」

私「そうだねー…そっちのほうが有意義かもねー…」  

本人はおそらく善意で言ってるんだとは思いますがこの世には夢や希望を持ち自分の目標に進むために事実だとわかっていても事実に目を向けてはいけないこともあります。
相手が求めていない正論やアドバイスはその人を傷つけるだけなので絶対にしないようにしましょう。 

私自身も他の人と会話しててアドバイスをしたいと思うことは多々ありますが、そこはグッと堪えて本当にアドバイスを求めてる人が知れるようにブログに書き殴っています。

相手の気持ちを軽視する言葉に注意!

相手が「〇〇なんだよね〜」と言ったことに対して「そんなことはない」と否定してしまうパターンです。

ケース③:「疲れた」に対する否定
A「最近ちょっと疲れ気味なんだよねー」
B「えーそんな感じしないけどなー、大丈夫だよ」

Aは疲れていることを伝えていますが、Bは「そんな感じしない」と言ってAの気持ちを軽視しています。もしかしたら励まそうとしていたかも、でも逆に相手を傷つける結果になりました。
「最近忙しいの?大丈夫?」とまず受け止めるのが良いですね!

相手の気持や視点を無視する

相手の視点と自分の視点が違い否定してしまうパターンです。

ケース④:視点の否定
A「VRChat+最近特典増えてきたし年99$が安く感じてきたなぁ」
B「えー?あの程度の特典じゃ年99$はさすがに高いよ」

BはAの考えを否定し、自分の意見を押し付けています。代わりに「そうなんだ!どんな特典が追加されて安く感じたの?」と聞けば、Aの話を尊重できますね。

自分が正しいと思い込んでしまう

自分が正しいと思い込みがある人は自分の考えと違うことを聞いてしまうとついつい否定してしまいます。
人はそれぞれ正しいことを持っています、その人にとっては正しいことでも他の人にとっては正しくないことかもしれません。
この世には「絶対に正しい」ということは何一つありません。
なので「自分は正しい」と思い込まないように気をつけましょう。

相手が自分の考えと違う事を言った場合は「この人はこういう考えなんだな」と広い視点で相手の考えを受け取ることが必要です、これは自分の成長にも繋がり、相手にも好かれる素晴らしいことです。

相手の言葉を遮る

相手の言葉を遮って話をするのは立派な否定です。
絶対にやめましょう。
相手が話している時についつい口を挟んでしまう人は相手が話し終わるまで黙っていましょう。

態度でも否定しない


我々は知らず知らずのうちに態度で相手を否定してしまっています。いつもの自分(相手)の行動を頭で思い浮かべながら具体例を出すので幾つ当てはまっているか考えてみてください。

具体例↓
・ぴょんぴょん跳ねながら話す
・ランチャーパット等を操作しながら話す
・AFKの状態で話す/話を聞く時にAFKになる
・話を聞く時に目線を合わせない
・表情が怒ってたり悲しんでる表情になってる
・ワールドオブジェクトをいじり始める
・アバターをコロコロ変える
(相手が話している時に)
・アバターギミックを多用する
(相手が話している時に)
・相手との距離を離す
・会話中に他の人をなではじめる
・頭を振る
・ため息をつく、えー、いやーなどと言う 

これらの行動は、相手に 「自分の話に興味がない」「否定されている」 という印象を与えてしまいます。

VRChatでは、相手の顔を見て話し、高さを合わせることが重要です。表情の切り替えが苦手な場合は、あらかじめ笑顔の表情を固定しておくのもおすすめです。

否定しそうになった時の対処法

私自身も頭ではわかっていても
どうしても「これは違う」と考えてしまうことが多々あります。
そんな時には次の言葉を使ってみてください。

否定を避けるための言葉


「そういう考えもあるね!」

「面白い意見だね!」

「その視点は新しいね!」

「〇〇だけど、もしかしたら✕✕かもしれないね!」

これらのフレーズを意識することで、相手の意見を尊重しながら会話を続けることができます。


私はブログを書くにあたって様々な人の視点や意見を必要としているため、たとえ自分が考えてることと違っても素直に受け入れ自分の考えを進化させるとマインドを持つようにしています。
自分と違う考えを持っている人は「チャンス」として捉え積極的に相手の考えてること、知識、経験を吸収して新しい視点、アイディアを生み出すのに活用しています。
この記事も自分が思いつかなかった他の人の視点を参考にして作らせていただいてます。

つい否定してしまったら?

否定してしまった場合は、すぐにフォローすることが大切です。

「ごめんね、お節介だったね」

「否定してるように聞こえたらごめんね」

これだけで、相手の気持ちはぐっと和らぎます。

まとめ:VRChatで好かれる人の会話✨️

1. 無意識に否定しない ように注意する

2. アドバイスや正論は慎重に

3. 相手の感情や視点を尊重する

4. 態度でも否定しない(目線・表情・動作に注意)

5. 否定してしまったらすぐにフォローする


VRChatはテキストではなく 「音声と動き」 で会話する空間だからこそ、言葉以外の影響も大きいです。
相手を尊重し、共感を示すことで、より良い人間関係を築いていきましょう!

A.N.U.

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