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国家公務員・総合職(大卒) 化学・生物・薬学に合格しました。


はじめに

初めまして。私は地方の大学院の修士1年生です。タイトルの通り合格しました。

この区分はかなり受ける人数が少なく、参考書はもちろん、ネットでもヒットしづらいので、私自身、情報収集が大変でした。
同じような方の力になれればと思い、今回は体験記を書くことにしました。

専門試験の要点についてのみ書きますので、何か気になる点などあれば、コメントいただけると幸いです。

私の状況について

基本公務員試験は学部4年生で大卒、修士2年生で院卒を受けるのが一般的かと思います。
私は民間の就活と研究で忙しくなるだろうと考えていたので、一年前倒しで、大卒を受けました。
官庁訪問は、一年送らせて修士2年生の6月に受けようと考えています。

勉強期間について

2023.11.1(B4) 試験勉強始めた
↓ 勉強(研究は2月からストップ)
2023.3.17(B4) 一次試験
↓ 全く勉強せず
2023.4.1(B4) 一次試験合格発表
↓ 勉強
2023.4.14(M1) 二次試験
↓ 人物試験対策
2023.4.22(M1) 人物試験

一次試験の専門について

ざっくり言うと5、6科目選択の選択問題です。
私は化学を大学2年生まで勉強していて、3年生からは生物を専攻としているので、化学と生物を中心に選択しました。

アドバイスは、
過去問を早めに手に入れ、こちらを中心に解き進めること
・勉強時は科目を最低限絞るのではなく、6,7科目の勉強をする

です。

過去問の請求については、こちらが分かりやすいと思います。
一ヶ月ほど時間がかかりますので、早めに請求することをおすすめします。

また、こちらのサイトは解説があり、かなり助かりました。


二次試験の専門について

二科目選択の記述問題です。

アドバイスは、
過去問を見て、勉強しやすい科目を3つ以上選び、勉強すること
教科書ベースではなく、過去問ベースで勉強すること
予想出題問題を把握しておくこと

1つ目、2つ目について、
ちなみに私は二次試験はかなりやらかしました。
大体の学生は、二次試験と院試の内容に被りがあるのかもしれないですが、生物専攻の私からすると、二次試験の生物はかなり難しいです。
年によりますが、The Cellを学習しても全然解けないレベルです。
それに比べて、有機化学は一般的な教科書に書いてあることがほとんどですので、比較的簡単かと思います。

つまり何が言いたいかというと、科目によって難易度が違う可能性があり、3科目以上の勉強をした方がいいです。

私は2科目だけ勉強していたのですが、試験の4日前にこのことに気づき、追加で2科目を勉強し始めました。これがかなり大変でした。

3つ目について、
こちらの記事では、毎年出題予想をしています。
作問を担当した教授の専攻分野から予想されているので、当たりやすいです。この分野だけを勉強するのは賢明ではないですが、知っておいて損はないと思います。


終わりに

こう書いてみると、かなり月並みなことしか言っていませんね。
一通り、試験を受けた感想は、勉強方法は本当に大事です。
使った教材など紹介しようかと思いましたが、一番大事なのは、過去問から目を背けないことです。
ご自身でお使いの教科書を勉強すれば、過去問は解けそうか、確認しましょう。
もし足りなければ、有名な教科書を探してみる、などが一番効率的だと思います。

私は、とりあえず生物はThe Cell一周しておけば解けるだろうと思い込み、たくさんの時間を使った結果、過去問が解けず苦しみました。
常に、この勉強方法は最適か考えるためにも、過去問にちゃんと目を通すことは重要です。

どなたかの参考になりますように。

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