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メガネ屋のひとりごと

まず初めにお断りを入れさせていただきたい。
私はごく普通のメガネ店員であり、店長でもなければ有資格者でもない。当然のことながら私より数百倍メガネに詳しい人はいるし、専門的な知識をもって素晴らしい接客をする人もいる。
さらには普段から眼科に通院されている方、こまめに視力チェックをしてメガネを作り替えている方々には「そんなん知っとる」ということばかりなのでここで引き返していただきたい。
専門的なことが知りたい方は、そういう人のnoteを読みに行ってほしい。
これはただの人間のひとりごと。
そう思って軽い気持ちで読んでいただけるとありがたい。

まず、試着はぜひしていただきたい。あれこれかけてみないと分からないし、案外へーっと思うような出会いがあったりする。 

そして試着した後。
大変きれいに元通りにしてくださる方がいる。お気持ちはありがたいのだが、どれを試着したかがわからなくなるのでクリーニングするときに困る。かけたんだなと分かる状態で構わない。こちらとしてはそのほうが助かることもある。

問題はこれ。
うつ伏せに置く人。
これは頼むから勘弁してほしい。
レンズや前枠に傷がついてしまう。
試着用のフレームをサンプルとして用意している店以外は、あなたがガシャンと置いたそれを何処かの誰かが買うのだよ。少しだけ想像力を持ってメガネと向き合っていただきたい。

「私に似合うのどれですか?」
これも少し困ることがある。
そもそも好みがあなたと私では違うし、すでにご自身の中で決まっているのでは?
いろいろと用意してみると
「あー、こういう感じじゃなくてもう少し太くて黒かネイビー」

すでに決まってるやん。

似合うものを探すのも大事だが、好きなものをぜひゲットしてもらいたい。
どうだ!ってな感じで堂々と好きなものをかけていれば不思議と似合うし素敵に見えるものだ。

視力測定のときに輪っか(ランドルト環)の切れ目はわかりますか?と聞くと

「右じゃないですよね?」
「下じゃないですよね?」

おそらく見えているのだろうが、そういうときは「右」「下」で構わない。
その時点でどう見えているかはおおよそ見当はついているので。

これはあくまでも私個人のひとりごとなので、こんなに書いておいてなんだが、ぜひとも気にせずにメガネ屋へ足を向けてほしい。
少しのお困り事なら解決できるかも。

今のメガネあるしなぁ。
これは今の目に合っているのかなぁ。

そのチェックだけでもぜひどうぞ。

それで「え、それだけで来たん?」みたいな態度をとられるようならメガネ屋を変えていただくことを強くオススメする。

みなさま、素敵なメガネライフを!



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