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野火のある風景(2)Wind-up bird books 豊岡市但東町大石屋住宅の本屋さん
豊岡市但東町にある古民家に本屋さんが開店した。この地に新しく本屋さんができたことはとてもうれしい。
店主の武藤さんの推しは村上春樹だと思うけれど、大江とか丸谷とか中上健次などなど幅広く、読んでないけれどずっと気になっていたミランダ・ジュライとか、いまタイムリーな坂口恭平とかがある。武藤さんと話してて、自分の想いを託してお店が自分に合う本を選んでくれる北海道にある書店のことなどを思い出した。
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但馬文学会は「野火」40号の合評会も終え、ひと段落というところ。今回新たな書き手の方が加わり少し光が見えてきた、そんな感じだと思う。文学会、文学はつまるところ個人に帰する活動ではあるけれど「町に出る」というムーブがなければ、書き手自身も成長しないと思うし、コミュニティも拡がりをもたない。ささやかな動きではあるけれど、この地域ではとても貴重だと思っている。今後もさらに、参加いただける書き手(読み手も)に出会えることを願っている。
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