写真を撮るために必要な要素とは。
今回は写真という分野の捉え方について話していけたらと思います。
写真というのはスポーツでいうなれば球技のようなもので使ってるカメラやレンズが同じでも編集や使い手によって自在にその色や構図は変わってきます。
例えるなら野球選手がボールとグローブ、バットはほとんど同じものを扱っているのにも関わらずヒットを量産する人やホームランを狙う人、速い球を投げる人、変化球が多い人など千差満遍です。
この広い分野の中で自分やあなたはどのようにこの写真を捉えれば良いのか。
自分の中の一つの定義を見つけていければと思います。
それは写真以外を考えることです。
案外拍子抜けかもしれませんが1番の基礎はここです。
写真の要素として色味、構図などファインダー内の勉強は当然していることでしょう。
しかし、本質的なことはカメラでもレンズでも編集でもなく物事に感動できる力や外の世界や自分の世界に対して向き合える力が必要なのです。
いくら構図などを勉強してもそれをどこに利用すれば良いのかわからない。
そんなカメラマンも意外にいらっしゃるのです。
それは自分の好きを見つけられていないからです。
カメラやレンズが好き。
これはとても素晴らしいことです。
今回の本質は写真に絞っているのでここでは置いておきます。
自分の素晴らしいと思ったものを素晴らしく残す。
これが写真の本質であり、そこに正解など最初から存在はしないのです。
しかし、要素の中に自分の考えというのはとても大きな割合を占めておりそれがあなたの個性であり感性なのです。
写真のそのものの技術を上げることはもちろん、自分がなにを残したくて写真という手段を使っているのか今一度立ち止まって考えてみると良いのかもしれませんね。
ではまた。
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