スナップには135mmで攻めよう
写真にはある程度取捨選択をしなければなりません。
ボケが欲しければ焦点距離を固定します。
いろんな画角が欲しければボケを諦めることも。
機材を軽くすればその分動けますが重くした方が選択肢を作れます。
中でもスナップ写真というのは標準か標準気味の広角で撮影されることが多いです。
35mm換算で24〜70辺りでしょうか。
なので人間の目に近い雰囲気で写真を残すことができます。
そこに一石を投じてもっと面白い視点で写真を残してみてはいかがでしょうか。
まず一つ。
標準の画角はiPhoneに任せても良いのではないかということ。
iPhone15辺りから光のある野外ではカメラと遜色がなくカメラアプリもたくさんあることからコスパ方面からも手軽に残すことができます。
ただ望遠に至ってはやはりカメラにはまだまだ及びません。
そこをカバーするように望遠を一本持っていくのです。
そこでのおすすめは単焦点であること。
なぜならば大衆がカメラに期待している大半は被写体のディティールがはっきりしていることなのでF値を低いレンズを使うことで目を引く作品に仕上げることができます。
それにもう一つ単焦点のメリットがあります。
思考が一つクリアになることです。
ズームレンズを持っていくとどの焦点距離で収めるかという思考から始まります。
それを払拭することで最初から被写体とのスピード勝負を仕掛けることができるのです。
スナップは一瞬ごとに景色が変わっていくのでこの1処理がないだけでだいぶ変わります。
ただ、デメリットもあります。
人から目立つということです。
望遠のレンズはサイズが大きいので構えるだけで人から少し目立ってしまうという点がスナップにおいては少しデメリットな点と言えるでしょう。
しかし望遠なので目立たない場所から狙うことで写真に自分という存在(目が合う写真など)を消すことができます。
自分は135mmを利用していますが135mmで引きの写真を残そうとするとだいぶ距離をあけなければ困難です。
なので焦点距離以外の人から少し白い目で見られても平気な方にとてもおすすめかもしれませんね。
ではまた。
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