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人に100%伝えることは不可能だから伝えなくても良い

これまた少し尖ってることを考えていました。
自分は人と話すときに全部を伝え切るのはどうなのかと思っています。
100%伝わっているという確証がないのに100%のためな労力を使うのはいささか問題ではないのでしょうか。

今回はそんなことを問題提起していけたらと思います。

伝わっている証拠がない

物事は複雑になればなるほど伝わりにくい。
それは生きていく上で経験していればわかることでしょう。

しかし、「伝えなければならない」ことと「伝えなくても補完してくれれば良い」ことの区別がつかずに100%をとりあえず伝え切る人がたまにいますよね。

自分の100%の理解していることを相手に話したところで相手がそれを理解するのなんて良くて50%なのではないでしょうか。

では、残りの50%は伝わっていないのかと言われるとそんなことはありません。

正確に申しますと伝わっているのではなく、伝えた相手による経験値から予測や質問などで補完をしているのです。

例えばAからBに物を移動して欲しいと頼んだ場合、

目的は伝わっているのですが、意図を説明していませんよね。
その時点で既に100%伝わってはいないのです。

その目的を聞いた人は「なぜ動かすのか」を自分で考えたり聞くことで補完していくのです。

補完できる範囲はその人それぞれですのでその見極めができて効率よく伝えることが人間関係や仕事において重要だったりします。
(恋愛に関してはまた別のお話ですが)

人と関わる上で伝えることや伝わる力は必要不可欠ですのでこのくらい楽に考えて伝わらないのであれば必要以上に伝える必要はない。

そう考えてもらえると今から話すことも少しは楽になると思います。

ではまた。

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