「ブライダルコーディネーター」と「親子」と「過保護」
「パパとママの子に生まれてくれてありがとう」
そう聞いて、あなたはどう感じるだろう。ありきたりな言葉だと感じるのだろうか。少なくとも、少し前の私はそう感じていた。
11月末、私は20歳の誕生日を迎えた。毎年くる誕生日なのに20歳というだけで、どこか特別な感じがしていた。私の姉は自分の20歳の誕生日に、家族ひとりひとりに宛てた手紙を書いてくれた。それもあってか私も何らかの形で家族に感謝を伝えたい、そう思っていた。誕生日の1ヶ月半前、私は家族に向けて動画を作った。そのときは自