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続・さえおの年またぎ9日間連続朝ラン

2024年12月29日(日)
午前6:30


朝ラン2日目の朝


俺はフィールドに立っていた

橋の下のランニングコース

今日のプレイリストの一曲目
さユりさんの「花の塔」


非常に残念ながら、この方は最近亡くなってしまった。


前回のリンドバーグの渡瀬マキさんと同じく機能性発声障害と診断された二ヶ月後に旅立たれてしまった。


妻がカラオケで歌っていた「ミカヅキ」を聴いて初めて知ったのだが、すでに他界されている事を教えてもらった。


MVでギターをかき鳴らしながら切なく歌いあげる姿を見て、美しくも儚い方だなと思った。


マキちゃんと同じくシンガーとしての命とも言える声が出なくなる事は表現できないほど辛いことなのだろう。


人の命はとても脆く儚い。


だからこそ、彼女たちの歌声は心に響くのだ。


そんな事を考えながら、2日目も軽快に中継地点を通過。


川面に金色の光が染み込み始める

日の出の瞬間

重力と月と太陽が神がかり的に作用した結果、この美しさが形作られていると思うと感慨深い。


そして、俺と同じく高い所から太陽を拝む存在がいた。


俺が人間よりも愛してやまない生命体。


猫ちゃんだ。

おはニャンコ

日の出の時間6:45に必ず現れるこの猫は神の生まれ変わりなんじゃないかと感じ、連休中ずっと手を合わせて拝み倒した。


続く12/30、12/31も朝ランは継続する事が出来た。


不安だったふくらはぎも無理をせず合間にストレッチと休憩を挟む事により、最後まで故障する事はなかった。


そして迎えた
2025年1月1日(水)


この日は元旦であると同時に俺にとって大きなイベントがあった。


そう、新春ガチャ。


ドラクエウォークの大型イベントと共に超強力な新春装備ガチャが開催されるのだ。


目玉装備。


地獄の帝王エスターク。


見た目オレンジ色のゴキブリ。

グゴゴゴゴゴ…


その両手に構えている剣。


【エスタークの魔刃(まじん)】


この武器は絶対に欲しい。


何なら天井まで引いたって構わない。


そう思っていた。


天井は6万ジェム、10連回すのに3,000ジェムが必要だ。


俺はYouTubeやTikTok、Kindleの運営をしている。


その過程で必ず一部分は知り合いのクリエイターにサムネやアイコンなどの製作を依頼している。


その方が満足のいく作品になるし、業界の発展になると考えている。


だからこそ、この愛してやまないドラクエウォークには課金をしている。


運営にお金が入って、それが開発費になり楽しいイベントや要素が生み出されるからだ。


元旦は初日の出を拝みにこの日だけ早起きしたミーハー集団が川沿いの高台に集まって来る。


少し残念ではあるが、少しぼやけた昇りきらない太陽の下で溜め込んだ無料ガチャをブッパする。

元旦の初日の出の少し前

無料ガチャは、あっという間に無くなりピックアップ装備は0。


まぁいいさ。


有償ガチャからが本番だ。


幸い神運営の計らいでピックアップ装備1回目は1,000ジェム、2回目は2,000ジェムで回せる。


要は有償3,000ジェムで2回10連ガチャが回せるのだ。


1回目。


星5装備は出たが型落ちのヤツ。


続く2回目。。。


グゴゴゴゴゴ…

剣と鎧上同時にゲットだぜ!


武器と装備の上が同時に出たぁ!

これは、神が新春に与えたもうたお年玉に違いない。

ありがたや、ありがたや。


不審な顔つきで俺を見つめる猫さまにも手を合わせ、高台へ向かうミーハー共とは反対方向に走り出す。


その時…


YouTube premiumのAIアルゴリズムが選曲した一曲が流れ始める


こ、この声は…


まさか。。。


「アーイ、ラブユー」


あ、あっちゃん…


そしてこの曲はアンジー!


【天井裏から愛を込めて】


そうか、カバー曲だ。


アンジーはビートパンク全盛期にフロントマンの水戸華之介とギターの中谷のブースカによって結成されたバンドだ。


昔深夜に放送されていた、ダウンタウンとウッチャンナンチャンのバラエティ番組「夢で逢えたら」の冒頭のバンドコーナーにも出演していた。


名曲「生きてるうちが花なのよ」


未だに聴いている。


話がわき道に逸れたが、そんなアンジーの曲をあっちゃんが歌ってる。


あっちゃんとは、俺が最大のリスペクトをしているロッカーだ。


「ニューロティカ」というパンクバンドで還暦を過ぎても未だに現役でピエロのメイクをしてライブハウスで活動をしている。


彼のドキュメンタリー映画
「あっちゃん」


映画館で観た。


そして彼の実家が営んでいる八王子にあるお菓子屋「藤屋」にて店頭に立っていた本人に握手してもらった事もある。


それくらいリスペクトしているのだが、最近は彼の音楽をあまり聴いていなかった。

これは神のお導きに違いない。


また、彼らのライブに行こう。


そして元気をもらおうと思う。


それから残りの休みも朝ランは続き、迎えた最終日。


ドラクエウォークの新職業「魔人」も走り回り敵を倒しまくったおかげでLV40に到達。


旅行や美味いものを食べにどこかへ出かけることはなかったが、妻へ毎食料理を作りゆっくりと過ごす事が出来た。

そしてこう思う。

ありがとう、エスターク!



ありがとう、あっちゃん!と。

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