#36 幸せになる力
独立10周年につき、10年分のFacebook投稿で反響(いいね・コメント)が多かったものをまとめています。
「これは外に求めている限り一生終わらないぞ」と気づいて、言語化できるまでになった頃。幸福論とか読んでたらもっと早く気づけたのかもしれない。
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仕事をしていると、何のために働くのか?
という問にたびたび出会います。
特に女性は、「私はこのために働いている!」という実感が大事なように思います。
私は、最初はお金のためと思って働きました。
でも、ここは何でも揃う日本なので、究極お金がなくても死にはしないことがわかりました。
その次は、家族のためと思って働きました。
一緒に旅行したり、楽をさせてあげたい、娘の自分を誇りに思ってほしい、
と思っていました。
が、それもゴールにはなりませんでした。
家族がいなくなったらなくなってしまう目標だったからです。
その次は、ともに仕事をする身内のためと思って働きました。
でも、やる人はやるし、やらない人はやらないということがわかりました。
○○のために頑張ろう!!!
と思っても、状況は変わっていくし、
働くモチベーションを外に求めている限りは、それに左右されてしまいます。
日本はいま、何でも揃う時代で
何が幸せか、何がゴールかを1つの尺度で計ることは到底できません。
ものすごく稼ぐことが幸せな人もいるし、
暖かいこたつでみかんを食べるのが幸せな人もいるし、
病気をした人なら、今日体が動くことが幸せに感じるでしょう。
最近女優の山口智子さんの、「子どもを産まない選択をした自分は幸せだ」
というような記事が雑誌に出て物議を醸していましたが、
大事なのは、
○○だから幸せ、○○が無いから幸せじゃない
という考え方を捨てることだと思います。
幸せを感じる力が強化されている人は、
どんな場所に行っても、どんな状況になっても幸せです😌
逆にその力がない人は、何を手に入れても、願った状況になっても、
幸せにはなれません。
私は実際にそうでした。
限りある命をどれだけ楽しめるか、
と考えたら、
幸せを感じられる瞬間が
いかにたくさんあるか、だと思います。
そのためには、お金や時間もある程度必要だし、
大好きな友達やパートナーがいてくれたら最高です。
が、
究極お金が無くても幸せな人がお金を持ったときも変わらず幸せだし、
一人でも幸せを感じられる人同士が一緒にいるからさらに幸せなんだと思います。
仕事をして人のお役にたっているときも幸せだし、
終わって日本酒飲んでるときも幸せだし、
ベッドの上でぼけーっとしているときも幸せですが、
もう少しできることを増やしたいし、
もう少し違うステージでも生きてみたいと思うので、
明日からもがんばりつつ楽しみたいと思います。
みなさんの今日感じた幸せは何ですか?🍀✨
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2016年02月29日(Facebookより転載)