荷詩樹家のこと(1)
荷詩樹家のことを応援してくれる人が日に日に増え、そろそろ「荷詩樹家とは何をしているところなのか」をお伝えしていきたいな、と思い新シリーズをスタートします。
場所としての荷詩樹家 ←今日ココ
空間としての荷詩樹家
お店としての荷詩樹家
概念としての荷詩樹家
縁としての荷詩樹家
場所としての荷詩樹家
長野県は北安曇郡池田町という、北アルプスの山々が美しい場所に荷詩樹家はあります。
南へ行けば憧れの移住先安曇野や、クラフトの町松本があります。
北へ行けばウインタースポーツの聖地、大町・白馬。温泉も潤沢にあり、眼前には百名山も連なっております。
「当然寒いんでしょ」と言われることが多いですが、池田町は例年だと雪もほとんど積もらないので、まぁまぁ住みやすい地域と言えます。四季を通して人間が楽しめる範囲の大自然に恵まれた、ちょうどいいエリア。
それが池田町なのではと最近思っています。
南北に行けば色々ある、という書き方をしたのでうっすら気づいた方もいるかもしれませんが、じゃあ池田町自体は何で有名なのか。と申しますと、えー、そうですね、やー、なんていうか…。景色、景色ですかね!!
実際山の景色は安曇野や松本から見るよりも池田から見る方が断然迫力があり(個人の見解)、この景色を気に入って移り住む方も多いです。
しかしまぁ、松本から白馬へ抜ける道の途中に池田は位置しているわけでして、交通量はやたらめったら多いのですが、なかなか池田町を目的として、目指してくるというのは聞かないわけですね。そんな牧歌的でいいところであります。静かで落ち着いた場所、いいと思います。
ただ、最近少しずつ移住者の方々がゲストハウスや飲食店を始めていて、
一定の賑わいを見せ始めていたりもします。もちろん地元で息の長い素敵なお店もいくつかあります。みなさんとっても良い方で、早速荷詩樹家も助けていただいています。(文末でご紹介しています!)
なぜ長野県池田町なのか
では、なぜ荷詩樹家は池田町で始まったのか、と言いますと
それは私の父の実家、つまりおばあちゃんの家だからなのであります。
今から20年以上前、祖父がここで園芸屋を営んでいました。
地理の先生であり、山岳部の顧問であった祖父は、副校長などの役職をバシバシ断って、引退ぎりぎりまで山岳部の顧問を続けたそうです。
そして定年退職の2年前に定時制の高校の教諭となり、夕方の授業が始まるまでの時間を使って、松本の園芸屋に通って野菜の苗や植物のことを毎日勉強したのだとか。
退職後にオープンしたのが錦花園という園芸屋さんでした。お店を閉めて20年以上経った今でも、池田の方は錦花園という名前を覚えていてくださっていて、商店街の入り口ということもあり、タクシーや荷物の宛先は錦花園でだいたい通じます。
その店舗部分が全く使われないまま、8割型物置(2割はおばあちゃんのお茶飲みスペースとキッチン)になっていたので、いつかここを綺麗にして何かできたらいいね〜と、うっすら全員が思っていたのですが、なんせ一族みな寒いところが苦手ですし、それを実行する人もいなかったこの20年でした。
今は溜まりに溜まった不用品も、みんなのおかげ様でどうにか、やっとこさ片付きまして、お店として新たなスタートを切ろうとしているところです。それについてはまた次回に続きます。
最後に、池田町でお世話になっているみなさんのお店、スポットのご紹介をさせていただきますね。
池田町のおすすめスポット
・ゲストハウス シャンティクティ
知るひとぞ知る、パーマカルチャーの聖地。別記事で詳しく紹介します。
・れんさんのゲストハウス
ベトナム人のれんさんが営む、みんなのもう一つの家。れんさんが出張で作るフォーがすんごく美味しい。
・シピリカ
ロースイーツとカレーが絶品。3日前くらいに要予約!こちらは元本屋さんだった建物。
第二話はこちら。荷詩樹家のこと(2)
荷詩樹家への旅の計画はこちらから↓
●荷詩樹家
Web https://ikeda-nishikiya.com/
Instagram https://www.instagram.com/ikeda.nishikiya/
●にしくぼあの頃
22歳で独立してから10年分のFacebook投稿をまとめたマガジン