[Chicago Booth MBA] インタビュー終了から合格通知まで
どうしてもこの話を誰かに伝えたかった
喉から手が出るほど知りたい情報なのに、MBA受験でどれだけググっても、あまりにも情報が少なかったこと。それが、Interviewが終わっていつ結果の連絡がくるのか、という話。
MBA受験をした方なら一度は味わったであろう、この宙ぶらりんの気持ち。この気持ちを味わっている/これから味わう一人でも多くの同志のために情報を共有したくてこの記事を残している。
この記事を書いたら、自分の役目はほぼ終わりだと思ってるぐらい、どうしても伝えたい。
その前に
僕はChicago BoothのExecutive MBAに応募した。だから、ここに記載のある話はあくまでExecutive MBAの方である。
ただし、Chicago Boothに関しては、応募の審査基準・教授・卒業後の学位も通常のMBAと一緒で、Admissionsの人たちもその点を強調しているので、特にChicago Boothに応募しているすべての人たちの参考になるんじゃないかなと、思っている。
錯誤する情報
面接では半分以上が面接官の雑談で終わり、「英語のテストの点数が悪くなければ全然問題ないよ!」と言われて、その日に祝杯をあげたぐらいラッキーな面接だった。(面接の内容はまた別の記事にでもあげようと思う)
早ければ1週間ぐらいで連絡が来るという情報もあれば、在校生の情報では2週間かかるよとか(ディーン会議の周期によるらしい)、はたまた応募後のメールには6週間かかるよとか、いろんな情報が錯誤していた。
とはいえ、面接の仕上がりが良すぎて、「明日にでも連絡来るんじゃね?」みたいな謎のワクワク感に包まれていた。
永遠のように感じた2週間
それなのにだ。
待てども待てども連絡がこない。電話で連絡があったという情報が多かったので、いつでも電話がとれるように片時もスマホを離さなかった。電話が鳴ったタイミングには本当にドキドキした。
そしてLazada(日本でいうAmazon)からのデリバリーの連絡だった時には、配達員にやつあたりしたものだ。
あげくのはてには、2週間に1回あるといわれているディーン会議の周期を調べたり、完全にとりつかれていた。
自分は結局Chicago Boothしか受験しなかったけど、Interviewが終わって2週間経っても来なかった日には、圧倒的に重い腰をあげて、違う学校を受けることを100回ぐらい覚悟した。というか、何がいけなかったのか、自分のApplicationを今更になって見直して、いろんな欠点に目が行き始めた。特にCVで若干盛って書いた部分なんかは「盛ったのバレたか…」みたいな意味不明なネガティブスパイラルに陥っていた。
結果、全てのプロセスを完走し終わっているにも関わらず、御守りチックな意味合いでボーっと参加したInformation Webinarの後にメールで合格の連絡が来た。
Chang Beerを飲みながら、その日あったM&Aのディールの話を整理していたのだが、そのメールを見た瞬間にBangkokの30階から叫んだ。
実にインタビューが終わってから15日後だった。
結局、人それぞれ
もう本当にこの一言につきる。「電話で来たよ!」っていう人もいれば、「1週間後に来たよ!」って人もいる。その言葉をずっと信じてた。
全然違うやんけ。
そう、だから、気長に待つしかない。ここまで走り抜けたご褒美的な気持ちで、どうか待って頂くしかない。
僕からできるアドバイスは2つ
ただし。
結果が知りたくて知りたくてどうしようもない人にできるアドバイスが2つある。これは、僕が15日間、手放しでぬか喜びしてしまった反省も含めて。
学校のイベントを甘く見ない方がいい
(気乗りしなくても)他校の準備をしておく
1に関しては、言わずもがなだろう。たまたまだとは思うが、僕が合格の連絡を受けた時のメールの出だしがこれだ。
「Hope all is well (and nice to see you at the webinar tonight!)!」
正直、ドキッとした。もしWebinarに出ていなかった場合、結果が変わったかどうかは機会があれば担当の人に聞いてみようと思うが(結果は変わらなかったと信じたいが)、彼らは確実に見てる。
そう、確実に見てるので、絶対に参加しておきましょう。そして間違っても、初歩的な質問はしないでおこう。(例えば「インタビューしてから結果ってどれぐらいで出ますか?」とか。なぜなら応募した時に連絡がきてるからだ)
2に関しては、心の安定剤として。
僕みたいに1校だけ受けるという人は少ないであろうから、あまり参考にならないかもしれないけど、僕はChicago Booth一本だったので本当に心配だった。でも、他校の出願の準備や応募プロセス真っただ中なら、きっと連絡がこないことによって「ダメだ。こっちを頑張らないと」というモチベーションになるはずである。良くも悪くも。
だから、当然すぎるし、もはやアドバイスでもないだろうけど、複数校受けることは心の安定にもいいんじゃないかなと思う。(まぁその分準備も大変ではあるが…)
そんなこんなで、僕のChicago Boothの挑戦は無事終わった。
Executive MBAで情報発信している人は少ないので、これからいろいろ伝えていければいいなぁ。
ではまた!