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孤独を感じ切る
孤独は辛いものだよね。
真っ暗で、苦しいよね。
これを読んでくれているあなたは大丈夫?
寂しいよね。寂しいって言いたいよね。
あなたは1人で十分頑張ってきたんだよね。
私は、いわゆる「帰国子女」で
幼少期の10年ほど海外に住んでいた。
日本では、
良いな。恵まれてるね、勝ち組だね。
と言われる。
だけど私が住んでいたところでは
子供だけで遊びに行けないから
友達と遊ぶこともほとんどなかった。
ひたすら家と学校を行き来していた。
家族は家族で、他人のような距離感だった。
学校ではアジア人差別を受け、
常に居場所がなかった。
親にも、先生にも頼れない。
大人に頼らずに生きてきた。
でも孤独を感じることから逃げ、
人に合わせ、笑顔の仮面を被り
なんとかここまで生きてきた。
だけど、大人になり
おかしなことに会社でも、家族でも、社会から
どんどん孤立していった。
1人で空を見上げる時間が増えた。
涙が止まらない日が増えた。
あー。私って1人だったんだ。
私には誰もいなんいんだ。
そう実感した。
毎日苦しいし、諦めたくなることは
たくさんある。
この孤独を感じ切ってみようと思う。
私の心の中で、どんどん大きく育ち
出たくても出て来られなかった
大事な私の感情だから。
逃げてきてごめんね。
いっぱいいっぱい感じてあげよう。
そうしたら、私の中の「孤独」は
笑ってくれるだろうか。
声も顔も知らないあなたが
いつか笑顔を取り戻せますように。
1人だけど、1人じゃない。
少しでもそう感じてもらえたら、嬉しいな。