フルリモート企業の組織づくり~相互理解編~
こんにちは。ワカルク代表の石川です。
ワカルクでは先週、初めての社内研修を行いました。
創業以来、サービス開発、サービス提供、組織づくりとひたすら走り続けてきて、気づけばメンバーも3名から7名へと増え、お客様への提供価値もだんだんとブラッシュアップされてきて、次のステージに向けてよりチーム力を高め、想いを一つにしたいなぁと、ぼんやりと想い始めたのが2月初め頃。
そんな想いを1on1の際にポツリと1人のメンバーに伝えたら、その2日後には素晴らしい研修骨子を作ってくれたので、まずはメインディレクターの4名でやってみようということで、第一弾の研修を実施しました。
■研修の目的
「相互理解と理念浸透、組織文化の浸透」
第一弾:パーソナル共有
■準備したもの
・ホワイトボードツール「miro」
※各自事前にテスト画面で動作確認をしておく
・こころの準備
■当日の流れ ※所要時間2時間
●前半:相互理解
<1>いっしょにはたらくメンバーはどんなひとですか?
それぞれのメンバーに対して、goodポイントと伸びしろを1つずつ付箋に書いて発表。最後に本人から感想をシェアしてもらいます。
普段はあまり話さないような、小中高時代にまで遡って、お互いの過去・今までの歴史を共有して、とっても盛り上がりました。
今回の参加メンバー全員が直接会ったのはたった1回だけ。日々slackとZoomのやりとりだけですが、お互いをよく見ているなぁという印象でした。
私個人的には、伸びしろとして「お茶目さの演出」をあげていただいたので、伸ばしていこう!と決意しました!
●後半:ビジョン・ミッションに繋がるイメージのすり合わせ
<2>あなたにとって”はたらく”とはなんですか?
<3>あなたにとって”あかるく”とはどんな様子ですか?
<4>「はたらくを、もっとあかるく。」とはどんな状態ですか?
ワカルクは、「はたらくを、もっとあかるく。」というタグラインを掲げているので、その言葉を3つのお題にブレークダウンして、各自がイメージしていることを思いつくまま付箋に書き出します。
「楽しい」「愉しい」とあえて漢字を使い分けて書いているその理由を深掘りしたり、「苦労の先にある達成感がたのしい」といったように、「はたらく」「あかるく」という言葉に対して、それぞれが思っていることをシェアしました。
私は、「ライフイベントに問わず、仕事を通じて成長し続けられるプラットフォームをつくりたい」という想いで組織づくりをしているのですが、今のメンバーはみんな体育会系で、「はたらく」を通じて
・成長したい
・チームで一丸となって困難を乗り越えて達成感・充実感を味わいたい
といった想いでいてくれてるんだなぁということがわかり、嬉しかったです。
■研修をやってみて
フルリモートで、チャットのやりとりがほとんどになると、言葉のチョイスや語尾に結構人柄が出て、お互いを知らないと、ちょっとした言い回しに傷ついたり、違和感を覚えたりということが日常的に起こります。
今回、改めて時間をとってお互いの生きてきた歴史を聞いてみて、「だからこういう言葉をよく使うんだ~」「だからこういう場面でこういう表情するんだ~」と、今までのやりとりにすごく納得できたことがいくつもありました。
言葉一つにもその人の歴史が詰まっていて、「その人の背景を知る」ということがどれだけ大切なことか、非常によく理解できました。
私は普段、自分の考えをできるだけ背景も含めて伝えるようにしていますが、まだまだ伝えきれていないこともあるので、もっともっと伝え方を磨いていきたいと思いました。
同時に、各メンバーに対しても、もっともっとお互いの背景を知れるようにコミュニケーションをとっていきたいと思いましたし、組織全体にもそういう風土が根付くよう、仕掛けをしていきたいなと思いました。
この研修、これから第二弾、第三弾へと続きます。また次回もお楽しみに!