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軽やかに脱ぎ捨てる
こんにちは。ワカルク代表の石川です。
ワカルクは、
「働く、暮らす、学ぶ、遊ぶをもっと自由にデザインできる社会をつくる。」
というビジョンを掲げ、
「働く」だけでなく、家族の暮らしや、子どもの学び、遊びの時間など、複数の人生の複数の要素を豊かに選び取れる人を増やしたい、
という想いで創業から1年半、歩んできたのですが、実はこのビジョンについてまだ語っていなかった想いがあるので、本日はそのことについて書きたいと思います。
それは、「豊かに選び取る」ことは、同時に「軽やかに脱ぎ捨てる」ことでもある、ということです。
私自身、今までの自分を振り返ってみると、
20代の頃はまだ何者でもない自分に焦り、
仕事においては早く一人前になりたいと必死でできることを増やしたくて、始発から終電までとにかく働いて、一つずつ自分の引き出しを広げられるように努力しましたし、
プライベートではおいしいご飯を食べることも、長期休みには必ず海外旅行にいくことも、それを叶えられるだけのお給料をもらうことも、
「手に入れること、できること、持つものが増えていくこと」
全てが喜びでした。
30代になり、子育て期に入ると、今まで自分の意思でできることを増やしていこうとしていたのが一転、子どもの安全、家族の健康を守るという、自分の意思とは関係ないところで、できることを「手に入れざるを得なかった」ように思います。
同時に、同じ24時間、365日を生きる人間として、仕事も育児も完璧に、というのは無理だということに気づき、限られた時間で何を大切にするのかを毎日自問自答しては、20代の頃は手に入れることが喜びだった給料、飲み会、交友関係に対する考えなど、未来の自分を創るために不要な考えや行動は捨てることにしました。
「捨てるぞ!」と意識していたわけではないですが、私の場合は、周りにとにかく自由に楽しそうに生きている方が多かったので、「これがなくても、こんな考えに縛られなくても、こんなに楽しく生きれるんだ」と、その人たちの真似をして、いいとこどりをするようにしていました。
40代になり、会社を始めてからは、自分の今までの考え方で通用するようなことは一つもなく、積み上げてきたものをいかに脱ぎ捨てていくか、ということへのチャレンジだなと日々感じています。
失敗の方が多い毎日ということは、過去の自分の経験では通用していないということなので、新たな考え方、スキルを習得していかないといけないということなのですが、如何せん、私も40年以上も生きてきたので、脳内キャパを一度あけないと、新しい考え方、スキルが入ってこないことも自分のことなのでわかるようになってきました。
それでもこびりついている古い価値観が捨てられないと、繰り返し繰り返し同じ問題でつまずいて自己嫌悪に陥る、なんてことが何度もあります。「あー、まだ私は捨てれてないんだな」と俯瞰して自分を見れるようにもなってきだけ、少しは成長しているのかもしれません・・・
話が少し脱線してしまいましたが、ワカルクの掲げるビジョン、
「働く、暮らす、学ぶ、遊ぶをもっと自由にデザインできる社会をつくる。」
イコール、「働く」以外の人生の要素を豊かに選び取れる人を増やしたいという想いの裏には、ライフイベントに応じてその時々で不要になった古い考え方を軽やかに脱ぎ捨てることのできる人を増やしたい、というメッセージが込められているのです。
私自身、より自由に、より豊かに人生を送りたいと思っているので、そのために「軽やかに脱ぎ捨てる」をこれからも実践していきたいと思います。
※ワカルクでは、ビジョンを一緒に体現してくれる仲間を絶賛募集中です!