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カナタからの手紙。

Amazonから手配したカードデッキ4つのうち、最後の1つが届いた。
なんの前触れもなく突然に。
今回注文した4つのカードのうち2つはAmazon配達の国内輸送だったが、ふたを開けたら一つは中国、一つはイギリスから届いた。
中国からの郵便物はとにかく税関で止まっていた、もう来ないのかな?と思った頃に普通に届いた。英国からのは中国から遅れること2日、移動途中の中継コメント一切なしで突然届いた。なんならサイトでは未だに届いたことになっていない。なんだそれ。

だが、6月の下旬に注文したカードはすべてそろった。なんなら全部メーカー品だ。(スカラベ社×2、USゲームズシステム、AGM)
ばったものは無かったのだ。本当に疑ってすまなかった。
そして、これで存分にフォーチュンカードの比較ができる!
まずはざっと紹介していこう。

上左:ミスティカルキッパー
上右:ジプシーオラクル
下左:シビラオラクル
下右:ジプシーウィッチ

ミスティカル・キッパー

以前ドイツの沢野ひとしっぽい絵と例えたデッキと同じキッパーカード。
36枚からなり、とにかく人が多い。
なおかつこのデッキ、1枚ごとに動物がいる。なんで?ってくらい動物がいる。これは象徴を補佐するのか単なる画家の趣味なのか悩むところだ。
しかしドイツの沢野ひとし(もういい)より、象徴の意味は取りやすい。メインはこちらのカードになっていくかなぁ。
とにかくキッパーカード自体は、人間関係や人の悩み的なものに強い印象がある。実占にどんどん取り入れていきたいデッキである。

ジプシーオラクルカード

信頼のスカラベ社製。絵柄は古い欧風の挿絵絵画っぽい。52枚からなり、トランプ状のアイテムは配されていない。「人物」「場所」「状態」のカードがほとんどで、象徴がわかりやすいルノルマンやコーヒーカードとは違う系統だと思った方がよさそうだ。
ただし、人物や状態の表現が古いので、現代で使うにはそれなりの解釈が必要になるだろう。これから分類していくが、吉凶のバランスがよければ実占に使っていくことも充分可能だと思われる。

ジプシーウィッチフォーチュンテリングプレイングカード

一番ばったもんの疑いがあったカードではあるが、USゲームズシステム社製のプレイングカード(いわゆるトランプ)なので、どちらかというと「占い
"も"できますぜ?」というものである。55枚入りでジョーカー用のカードが3枚付属しており、遊ぶ気まんまんだったりする。
画面の半分はしっかりトランプが描かれているのだが、下1/3くらいには1枚づつ象徴が描かれており、右側には占い用のアイテムナンバーと「解説」が英語で書かれている。英文が読めれば解釈楽ちんカードなのである。
象徴はルノルマンやコーヒーカードに近く、それらを覚えている人であれば応用も楽だろう。しかし、「割れたガラス」や「線路」などどちらにも出てこない象徴もあるので、解釈の広がりも楽しめるデッキなのではないだろうか。

シビラオラクルカード

イギリスから郵送されたスカラベ社製のカード、ジプシーオラクルに似てるのかと思いきや、カードのレイアウト的には左上にトランプ柄、右上にナンバーが振られており、古いルノルマン風で枚数は52枚。
ざっと見る感じ「人物」や「シチュエーション」が多く、象徴系というわけではなさそうだ。ただし、他のデッキでは1枚で済ませているようなものが、細かく2枚になっていたりする「田舎の家」と「都会の家」など同じテーマに思えるが、微妙に解釈が違うようだ。
これだけは電子書籍等でも解説本が検索できなかったので、付属の小冊子の翻訳から始めないといけなさそう。

というわけで、これら4つとルノルマンカード、コーヒーカードを並行してみて、象徴やデッキそれぞれの「占い用」としてのポテンシャルを研究していきたい。
まずは紹介まで。

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天津冴子
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