運と算数。
占いを研究していて、精度を上げる努力はするわけですよ。
その中で見えてきたのが、
『個人が元来持ってるLuckがある』
という点。Luckを【運】と訳してしまうと微妙に違う感じなんですが、結局良いと思うものを近づける素養というか、なんというか。
多分私は一般の方よりはテーブルゲーム系を嗜んでいて、いろんな方といろんなゲームをやってきたわけです。
その中で思うのは『初心者だろうとルールを覚えたてだろうと、運が左右する場面に強い人は勝てる』ということ。
反対にluckが使えない事を知ってて技術でカバーする上級者も知っています。
このLuckが、自分にどのくらい元々あるのかをはかることができれば、時運の活かし方も変わるだろうと思うんです。
昔よく自分の調子をみるためにやっていたのは、ダイスカップで「6面ダイスを2個振り合計数を出す(2D6)」を数十回(できれば100回以上)やって平均とゾロ目の回数をみる方法。
素手で振ると振り方をコントロールできちゃうので、ダイスカップが無ければ紙コップとか小さな箱を用意してやってみて欲しいですが。
通常2D6の平均は「7」、ゾロ目の確率は「1/6」です。
でもこれにならない人が結構いるんですよ。
例とするなら当時の自分は平均が9くらい、ゾロ目…特に1ゾロと6ゾロの出現確率は高めでした。ダイスを使うゲームはかなり好きでしたね。
だけど運だけと言われたくないので、戦略的なところも研究しました。
これらはゲームの話ですが、ダイス以外でもこれまで数十年占いやってきて思うのは、その人が生きていく上で様々な出来事に出会う時、基礎的に持っているLuckの質と量がわかっていれば、より良い方向での活かし方ができるということでしょうか。
実際、同じような鑑定結果が出ていても活かしやすい人とがんばらないといけない人というのは出てきます。
今回はダイスを使った測り方をやりましたが、些細な運の使い方をコントロールする技術というのは案外鍛えられるものでして、コツをつかめば火事場の馬鹿力を出さなくても、運を普段使いできるようになると思っています。
(じゃ、どうやればいいんだ?と言われると具体的な方法を知っているわけではないのがへもいところですけども)
ダイスだけでなく、カードリーディングを通しても定期的に同じテーマの展開をすることによって、自分のLuckの幅や動きが掴めてきます。
これはデッキや占術を変えても、定期的に同じテーマで観ることによってわかることもありますので、誰かに占ってもらうもよし、自分で何かひとつ覚えてみるのもいいかもしれませんよ。
信じる信じないは別として、出てきた結果と現実をすり合わせて比較してみると、チャンスの女神の前髪の1本や2本は手に入ると思っているのです。