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ブチ切れたので広重を鑑賞した

私が夫にブチ切れたので、家を飛び出した。何があったって?大したことじゃない。私がキムチ味の納豆を食べたからだ。夫は半分残してほしかったんだって。もぅえぇわ。私は広重見に行くで、となった。

クリアで端正な作品に癒される

結論、めっちゃ良かった。心が癒された。以下、私のベスト3を紹介する。

1位 「御帳越しの松に月」


1位から紹介しちゃうわよ。一番良かったのが「御帳越しの松に月」だ。こ〜んなオシャレな作品つくる人だったのね広重って…知らんかった。御帳から透けて松と月が見えるの。透けて見えるのが美しいのよ。私は10:00開館とともに入場したんだけど、入り口付近は鑑賞者が殺到してたの。だからスタスタと歩いて空いてる場所から作品を鑑賞してたわ。この作品を人がほぼいない状態で静かに鑑賞できてラッキーだった。作品の世界が静かなんだもの。ガヤガヤした中で見たくないわよね。

2位 「対馬 海岸夕晴」

虹🌈の絵よ。江戸時代も虹があったのね。そりゃそうか。そりゃそうなんだけどしみじみこの頃から虹あるんだなァと思った。ちょうど5日前くらいに虹を見たのよ。淡くて短い虹。広重の虹は長くて鳥がいたわ。非常に美しい作品なのよ。心が澄む感じがしたの。自分が見た風景をあのようにシンプルに解釈してオシャレに構成して描けるって羨ましいわ。

3位 「葉ごしの月」

葉の向こうに月が見える様子を描いた作品。私透けて見えるの好きね。手前にものを置いて遠くに風景が見える構図の作品が多く見られたけど、この作品も素敵だったわ。

ざっとこんなもんよ。やっぱり本物を見るのが1番良いから気になった方は見に行ってほしいわ。する時にできる木目が見えるのも本物の良さよね。印刷物だと気づかないときもあるじゃない?木目がまた綺麗なのよ〜。本当に行ってよかった。チケット代は少しかかるけどその価値はあるわよ。行くなら人が空いてる夕方に行く方がいいわ。順番通り見てたらゆっくり見られないから、空いてるところから作品を見てね。

さて、夫と仲直りできるかな。



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