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自信過剰は失敗のもと
当たり前ですが、傲慢な人間は失敗します。自信と傲慢は全くの別物。自信は根拠がなくても自分を信じて動いた結果段々とついてくるものです。
傲慢さは、ただの欠点。自分がいなければ、この会社は成り立たないなんて思っている人ほど後々痛い目を見るものなんです。もしくは周りからの信頼を得られず、陰で煙たがられているとか…。
そして、そういう人間に限って自分だと思いません。傲慢さはある意味「魔」ですから、指摘されても気づく人間の方が少ないかもしれませんね。
周りから見ると痛い人間なんです。私も傲慢だった時があります。こんなやり方では人はついてこないよ、周りに感謝が足りないよ…そんな言葉を無視して仕事をしている時がありました。ある日、発注ミスをし金額的にも大きな損失が。しかも同時期に工事日程を組み忘れた現場もあり、泣きっ面に蜂状態。思い出した言葉は「言われているうちが華」
注意されたときに直すべきだったんだなと気づき、一つ一つ改善しようと決めました。
ミスをし何とかなるまでの1週間ほどは、物凄く嫌な気持ちと不安感と焦りに包まれ全く眠れず、食欲もありませんでした。とにかくどうにかしないと!そして、これくらい一生懸命お客さんと業者さんと、売り上げについて向き合っていくべきなんだなと初歩的な発見をし反省をしました。どうにか、発注ミスした商品も別現場で使えることになり、解決。工事日程もたまたま、別現場が延期になり、すぐに取り掛かれることになりました。自分一人で生きているなんて思ったら大間違い。私は周りの人々に感謝が足りず、仕事に対しても感謝がなくなっていたのです。精神論だけではどうにもならないことは沢山ありますが、性格や思考回路も十分関係があるのです。痛い目見ないうちに注意は聞くもんだなと今でも思っています。今では「いわれているうちが華」という言葉に対して支配的という意見もあるようですが、私はそうは思いません。本当に失敗したとき、そう感じますから。