「大統領の精神分析」毎日ショートエッセー:古い羅針盤142章
先月、ようやく支持率が20%近くを低迷していた首相が辞任を表明した。周囲から鉄壁の鈍感力と揶揄されていたが、流石に万策尽きたのだろう。いかなる権力者とて、たった一人で政治は出来ない。それを並行して動きの激しい米国大統領選。バイデン氏徹底、ハリス氏ノミネートで、大勢はトランプ氏に傾いていた政局が変わってきている。長い選挙戦。その間に身元調査が続き、選挙集会や討論会などを通じて、国民はどちらにするか値踏みするのだ。だが、果たしてより良い選択方法なのだろうか?少なくとも、トランプ氏の性格が喜怒哀楽に富み、且つ、裁判沙汰になることが多い事は皆が知っている。それでも、そんな彼に国家の行く末託せるのだろうか?「大統領の精神分析:フロイト幻の著作『ウィルソン』の真実」:パトリック ヴェイユ、 大嶋厚訳を読んでいる。
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