「2023.06.25」週刊書評まとめ:古い羅針盤127章
先週の評点:
「保育士よちよち日記」(〇):大原 綾希子、「映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形」(◎):稲田豊史、「逆説の日本史: 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎 (27) 」(◎):井沢 元彦。
「保育士・・」は今、注目の職業となっている。ストレスの多い仕事でもある。もっと職場環境の改善を求めるべきだろうと感じている。「映画・・」は鋭い時代考証だと思う。コスパだけで物事が決まるのではないが、世知が無い世の中でもある。「逆説・・」は中々理解の進まない隣国との近代史を紹介している。語り合えば?は外交の常であるが、分かり合えない事も在り得る。そんな想いを強くした良書である。
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