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「多様性の受け皿」毎日ショートエッセー:古い羅針盤144章
生きづらい世の中である。出る杭は打たれる、金太郎飴のような均質性を求める日本社会で、普通ではない、否、異種と見做される人々は肩身の狭い生活を強いられがちである。とは言え、一方で、異文化を受け容れるコミュニティなる柔軟な受け皿も存在するのだ。それこそが、利他性に富む人間の不思議さかも。「バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる」:狭間明日実, 佐々木結他を読んでいる。
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